どうも、アライッペです。
新潟旅行から帰ってまいりました。
しばらくの間は、新潟にて集めたネタと普段の生活で集めたネタとを織り交ぜてブログを更新していきたいと思います。
本日は新潟のラーメンネタです。
新潟滞在1日目、古町通りで買い物を終えた私は、あるラーメン屋さんがこの通りの一本隣にあることを下調べ済みでした。
それが、今回ご紹介する「青島食堂 東堀店」です。
私が実際に食べたラーメンをご紹介する前に、この「青島食堂」について簡単に説明したいと思います。
「青島食堂」は、新潟4大、あるいは5大ラーメンのうちの一つである「長岡生姜醤油ラーメン」の元祖と言われるお店です。
「長岡生姜醤油ラーメン」の特徴は、文字通り生姜の効いた醤油ラーメンです。
ラーメンのスープ作りに生姜を使うのは割と一般的ですが、その理由は豚などの「肉の臭み消し」と言われています。
ただ「長岡生姜醤油ラーメン」で生姜が使われているのはこのためだけでなく、寒い地域ですので身体を温めるために生姜を使った、と言われているようです。
「長岡」とあるとおり、青島食堂は新潟県長岡市に本店を構えています。長岡市内に数店舗、新潟市内にも数店舗、そして東京の秋葉原にも1店舗と、その人気の輪が広まっています。
私は実は以前から、この青島食堂のラーメンが食べたくて秋葉原店への訪問を画策しておりましたが、なかなかタイミングが合わず未だ訪問できておりませんでした。(ちなみに秋葉原店はすでに人気の行列店になっているようです)
そこに今回の新潟旅行が決まったのでこれは絶好の機会だと感じ、真っ先に訪問を決めた場所の一つになります。
ただせっかく行くなら本店へ、と長岡への遠征も考えたものの、他に行きたい場所との兼ね合いもあり、新潟市内の支店のどこかに行こうと決めました。結果、一番訪問に都合がいいのが東堀店だったので、そこへ行くことに。
話を戻します。古町通りと並行する一本隣の通りを少しだけ歩くと、すぐに「あっ、あそこだな」と見えてきました。青色の看板ですね。
これまでずっと「青島食堂」と聞いていましたが、少なくともこの店舗には「食堂」の文字はありません。まあ、正式名称とか「細けぇことはいいんだよ」ってな感じなのかもしれないです。
外に券売機があります。とは言え、出しているラーメンは1種類。それだけで勝負する潔さ。
バリエーションはラーメンの上の具で、チャーシューやメンマ、ほうれん草などが有料で増やせます。味玉とかも無く、本当にシンプルですね。
チャーシューもおいしいと聞いていたので、私は青島チャーシュー普通盛(¥900)にすることに決定。
お店の中はそんなに広くありません。カウンターで6,7席だったかな。
私が着いた時はちょうど先客はゼロでした。帰る頃には混んできましたが。
食券を渡します。
店員さんが2人で切り盛りしています。調理している様子がカウンター席から全部丸見えです。調べたらこれも青島さんの特徴のようです。
程なくして出来上がり、待望のラーメンが私の元へ。
色が濃いめの醤油スープ。上にはチャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔、ナルトが乗っかっています。
チャーシューは大判なものではなく、塊から削がれたような形のものが何枚も乗っています。
麺は中太麺、プリプリしていてスルスルと口の中へ入っていきます。
味は、「長岡生姜醤油」と言われているのでもっと生姜がガツンと来るのかと思っていたのですが、そうでもないです。生姜が苦手な人でもイケると思われるレベル。(実際私は生姜は、にんにくと比べてそこまで好物ではないです)
スープの色からして、味は濃い(しょっぱい)のかと思ったのですがそれもありません。程よい感じ。
個人的に思ったのは、麺が美味い。青島食堂について調べてみてもだいたいクローズアップされているのはスープとチャーシューですが、私がこの丼の中で一番気に入ったのは麺です。
並盛にしたことを後悔。
一つだけ文句をつけるとしたら値段はちょっとお高いかな、と。
とは言え、あらためてラーメンの写真を見てみても、「ザ・ラーメン」みたいなビジュアルですよね。
今でこそ世の中には様々なラーメンがあふれていますが、結局のところこういったラーメンが忘れられないですよね。
このタイプのラーメンを出すお店を、一軒お気に入りでキープしておきたい、そんな風に思わせる一杯でした。
では、また次回…