どうも、アライッペです。
6/30の「最終ベルが鳴る」公演初日の後、以前より行きたかった場所へ行ってみることにしました。
栄から地下鉄名城線に乗って二駅、上前津で鶴舞線に乗り換えてひと駅。鶴舞駅で降車。
JR線鶴舞駅から千種方面に少し歩くと、高架下にそのお店はありました。
お店の名は「ゆきちゃんラーメン」。劇場で荒井優希ちゃんのパフォーマンスを見てからの一人打ち上げには最適のお店ですね。
でも、ここが気になっていた理由はそれだけではありません。こちらのお店では醤油、塩、味噌の三種類のスープの台湾ラーメンが食べられます。
「味仙」以外の台湾ラーメンに興味を持っていた私は、その方面からのアプローチとしてもこのお店にチェックを入れていたのでした。
「訪れる絶好の機会だな」と思った私は、サンシャイン栄を出た後脇目も振らずにこちらへ向かった次第です。
ところで、着いてみたところ入口がどうも閑散としている…
のれんがかかってるので営業はしてるのは間違いない。
「もしかして、ここは裏口?」そんな気がして、もう少し歩いて高架をくぐって反対側へ回ります。
そしたら、やっぱり。こっちが正規の入り口みたいです。
気を取り直して、入店。
割と広めの店内、カウンター席とテーブル席、座敷席が見えます。
私は一人なのでカウンターへ。お店を切り盛りするおばちゃんが声をかけてくれます。
この人が「ゆきちゃん」かしら?赤い髪にサイドを刈り上げて、失礼ながら女子プロレスのヒールのような風貌。カウンターの中にはもう一人、若い女性がいます。娘さんでしょうか。
そんないかつい風貌ながらも「なんにする~?」と私に声をかけてくれます。「一番人気なのは、台湾の味噌だよ」と。
私は下調べをして来ていたので、この日は台湾ラーメンの塩を頼もうと思ってました。なので初志貫徹で「台湾の塩でお願いします」と。
カウンターのセンターにはおでんが煮込んであります。鍋は2つで普通のダシと味噌のやつ。
私は名古屋で生まれても育ってもいませんが赤味噌は大好きです。なので味噌のおでんを。「好きなの取ってっていいよ~」と。「あ、こっち側はさっき入れたところだからまだね~」なんて感じで、親切に教えてくれます。
というわけで大根とすじをチョイスしました。
ビールを注文すると、「ビールはね~、あっちの冷蔵庫から好きなの取ってって!栓抜きは横にあるから~」と。こういうお店、嫌いじゃないです。
普段はビールは飲みませんがこの日はスーパードライの瓶を。私の好きなサントリーの烏龍チューハイの缶もありましたが、それはまた次回にしよう。
てなわけで、かんぱーい。
遠征先で公演を見て、優希ちゃんに会った後にゆきちゃんラーメンで一杯。たまりません。心に沁みる~。
そんな間も、私が注文したラーメンは順調に作られていて、程なく「はい、台湾の塩、お待ちどう~」と。
でーん。今あらためて見てみるとなかなかすごいビジュアル。にんにくの存在感、たっぷりのひき肉にニラと唐辛子。
食べてみると、うん、美味しい。洗練された味ではないけれど、どこかほっこりするような。
今はガード下での営業ですが、元々は屋台だったみたいですし、雰囲気も込みで大好きです、こういうところ。
具はご覧の通りたっぷりで、麺も細麺でいい感じ。
台湾ラーメンは味仙でしか食べたことがありませんでしたが、全く異なる味わいでこれもアリ。
しっかり、にんにくも一片も残さず完食。
思ったよりラーメンが出てくるのが早かったので、おでん食べ終えてなくて冷めちゃったやつを最後に食べましたがそれもご愛敬。
ここは、絶対また行く。今度は台湾みそにしてみようかな。
あ、値段は忘れちゃったんだけど、結構高めで900円台だったと思う。そこだけネックかな。
あと、ネットでは深夜2時3時まで営業してるって書いてあるところも見られるけど、おばちゃんと他のお客さんとの会話で「最近は12時くらいに閉めちゃう。体力的に」みたいなことを言ってましたのでこれを見て行かれる方はご注意を。定休日は日曜日。
「ラーメンは大衆食」これが私のラーメン観です。「◯◯産の本枯節を使用」とか、ミシュランの星とか、それもいいけど私が肩入れしたくなるのはこの「ゆきちゃんラーメン」のようなお店ですね。
最後、余談ですが隣の店が「優希施術院」。これは偶然ですかね?読みは「ゆうき」だけど。
荒井優希ちゃんのファンの私の、個人的聖地に決定です。
では、また次回…