どうも、アライッペです。
私はブログを開設しているのですが、毎日のように更新していた4,5年前から、徐々に徐々にモチベーションが低下していき、今では年に数回の更新になってしまっています。
それでも「やめよう」という思いはなくて、「ものすごく心が突き動かされたこと」や、「どうしても記録しておきたいこと」などがあったら書くようにしています。無理はせずに。
ちなみにブログのネタは主にラーメンとアイドルになります。
その、「ブログを書くモチベーションが高かった頃」に頻繁に通っていたラーメン屋さんがありました。
亀有にあった「ファイヤーマウンテン」です。
実はこちらがなんと昨年の6月に松戸にて復活していたのですが(その時は今よりさらにブログモチベが低くて、復活を喜ぶブログも書けませんでした…)、丸一年をもって松戸での営業を終了、南越谷の「ヒノブタスタミナ」と統合して「シン・ヒノブタ」になるらしい、と。
その新店でもファイヤーマウンテンのメニューは食べられるらしいのですが、遠くなって頻繁には通えなくなることと、何より地元である松戸から離れるということで、それを名残惜しみつつ、一年という短期間ではあれど松戸に旨辛系のお店を開いてくれた感謝の気持ちも込めて、このブログに思い出を残したいという考えに至りました。
(思えば亀有での営業も1年間でしたね)
ファイヤーマウンテンは亀有での営業を終える時(それは当ブログにも書きました→リンク)、いつかまた再開することを匂わせていました(私個人の願望も多分に含みますが)。
そして昨年6月に本当に復活、しかもそれが地元松戸ということで、この一年間最低週一回のペースでお店に通いました。
(それは、旨辛系の元祖である「中本」が、近隣の船橋、柏、市川に店舗を出して松戸には出さないことに対する「悔しい」という気持ちも込みで笑)
(もちろん「中本」には敵意はなく、今もたまにうかがっています。なんなら今週末渋谷店に行く予定)
その全ての訪問でラーメンの写真を撮って保存しているはずですが、それを全部載せていたら膨大な時間がかかるので省略します。
今回のブログでは最終日の訪問と、それにつながるエピソードをいくつかお話ししようと思います。
1年間の営業は短いようではありますがその中でもいろいろな出来事がありました。
まず、途中で店長さんが代わりました。亀有時代から調理を担当していて、その後立川の「火の豚」(今は閉店)、南越谷の「ヒノブタセカンド」(「ヒノブタスタミナ」の前身のお店)を経て松戸ファイヤーマウンテンの店長を務めていた柴田さんが京都に異動され、「火の豚 人形町店」からJiroさんがいらっしゃいました(合ってるかな?)。
(ちなみに、柴田さんは今も京都でご健在なのかな?8月に大阪に行くので、いらっしゃるなら京都まで足を伸ばす気満々です)
そして店長さんが交代された頃、スタンプカードが登場しました。ラーメンを一杯注文するとスタンプが一つ、これが5個貯まると一杯無料。有効期限は1ヶ月。
これが登場して以降は私は月に6回お店を訪問していました。スタンプを貯める5回と、無料で食べられる1回の計6回です。
もはや、他のラーメン屋さんは月に1,2回しか行かない(行けない)くらいに(笑)。
ファイヤーマウンテンに通いたいから、普段の食事を見直して炭水化物を減らしたり、お店での注文も麺の量を2回に1回は少なめにしたりしました。
(おかけで今、数ヶ月前のMAX時の体重より4kg減ってます)
そんなお気に入りのラーメン屋さんでしたが、諸行無常、何事も「永遠」はありません。
突然の「松戸での営業終了」の報。そのお知らせの1ヶ月後、6月末までということでした。
というわけで最後の1ヶ月は通えるだけ通いました。辛いラーメンなので仕事のある日は(仕事中に唐辛子でお腹が痛くなると困るので)食べられず、休みの日のほとんど、計10回。
店長さんには6月頭に「20回来てね!」と言われたのですが、残念ながらそれは叶わず(笑)。
基本週替わりの限定メニューがあったので、全く飽きることもありませんでした。
その計10回の訪問を全て書くと間延びしてしまうので、最終日だけここに書き残します。
(普段ツイッターに載せてるし、ね)
三日連続の訪問でした。前日、前々日はお昼の一番の時間帯。最終日はあえて夜に。お酒も飲みたかったし。
混むといけないので夜の部開店の18時から程なくしてうかがったのですがやはりほぼ満席でした。
店長さんに差し入れのビールを献上し、自分もハイボールを注文。
周りのお客さんも、最終日ということを知っていて名残惜しんでの来店という感じでしたね。
松戸ファイヤー最後の注文は「冷やし味噌野菜」にしました。
看板メニューの「ファイヤーマウンテン」も考えたのですが、あえて一番好きなメニューを。
ちなみに4年前の亀有ファイヤー最後の注文も「ファイヤーマウンテン」ではなかったみたいです(笑)。
4年前のことは忘れていたけれどブログに書いていました。
4年前は「また食べられること」を祈願してあえて注文しなかったみたいです。
今回は移転なので「もうここのお店のメニューが食べられないかもしれない」という思いは4年前と違ってありませんけれども。
旨辛系のファンの方はわかると思うのですが、私はほぼ9割方「都度調理」メニューを注文します。寸胴にスープ等が仕込んである「仕込調理」メニューではなく、注文の都度店長さんが鍋を振るメニュー。
書き忘れていましたが店長さんが代わってから、ファイヤーマウンテンはずっと「ワンオペ」でした。大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。
前の方の注文が提供された後、店長さんに尋ねられました。「スタミナ増しにしますか?」
ありがたく「お願いします」と。
そう、ニンニクや豚肉、ニラなどが増す「スタミナ増し」。これもファイヤーマウンテンにハマった理由のひとつです。亀有ファイヤーの時もほとんどスタミナ増しばっかり頼んでました。
提供されたのがこちら。デデン!
「冷やし味噌野菜」麺少なめスタミナ増し
麺を少なめにしているのは、スープの中の野菜がてんこ盛りで食べきれないおそれがあるからです。本当は麺もいっぱい食べたい。サッポロ製麺さんの特注麺はメチャメチャ美味しいから。
でも胃のキャパオーバーになってしまって、せっかくの松戸ファイヤー最後の思い出にミソをつけたくなかったので少なめにしました。
結果的にはそれが正解でした。たくさんの野菜でしっかりお腹いっぱいになって、大満足スペシャルでした。キッチリと完食。
あ、味玉もサービスしていただきました。大感謝スペシャルです。
ところで、振り返って4年前の自分のブログを見たら、4年前も最後の1ヶ月間で7回ファイヤーマウンテンを訪れていました(笑)。
本当にお気に入りのラーメン屋なんだよなぁ。
移転による閉店を名残惜しむ店内のお客さんたちの喧騒の中、店長さんに「ごちそうさまでした!」と。
「また来ます!」と言えないのが悲しいのですが、店を出ようとする私に向かって店長さんが「ナンコシ(南越谷)にも来てよ!」と。
深く頷いてお店をあとにしました。
1年間という期間でしたが本当に充実していたなぁ。
もともと松戸はラーメン激戦区で、私も食べに行く店は選びたい放題でしたが、この一年はファイヤーマウンテンばかりを訪れていました。
もちろんそれに全然悔いはありません。
むしろ三十年以上の「ラーメン好き」として、最近はラーメンに対してやや落ち着いていたのですが、ラーメンに対する情熱の炎に再び火をつけてくれたことに感謝です。
南越谷には月6回ペースでは行けませんが、その半分くらいは行けたらなぁと思っています。
そもそも亀有ファイヤー閉店後、コロナ禍前までは南越谷のヒノブタセカンドに月2,3回通っていましたからね。
4年前と比べるとかなり長いブログになってしまいました。歳を取ると口数が増えるのかな…
兎にも角にも、美味しいラーメンとそれを作ってくれる方に感謝です。
移転と言えど店名は変わってしまいますし、あらためてここで言っておきます。
ファイヤーマウンテン、ありがとう!
では、また…