4/24 競馬場グルメぐり vol.2〜浦和競馬場

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どうも、アライッペです。

二ヶ月ぶりになってしまいましたが、競馬場グルメぐりの第2弾に行ってまいりました。

前回はこちら

私は死ぬまでに全国の競馬場を全て訪れたいと思っていて、その様子を不定期にこのブログに連載したいと考えています。

第1回は近場の船橋競馬場に行ってきました。

今回は埼玉県の浦和競馬場を訪れました。実は交通の便でいうと浦和競馬場は船橋競馬場と同レベルでして、いずれも新松戸で乗換1回するだけで最寄駅までたどり着けます(方向は逆だけど)。

ただ、私の休みと競馬の開催がピッタリ重ならないと行けません。しかも今の時期、大井や川崎、船橋など浦和以外の南関競馬はナイターで、私はナイターだと帰りに通勤の人と一緒になるからできれば避けたくて

今回浦和の開催とうまく休みが重なったので、「給料日前だけど行くしかない!」となり、突撃しました。

まず、午前11時半に南浦和駅へ到着。無料の送迎バスがあるのですが、私は基本的に歩くことをいとわないので、歩きます。初めての街を歩くのはワクワクするね。

でも、歩いてみてわかったのですが、道中はほぼ住宅街でした。住宅街の中にあるんだね、浦和競馬場。で、15分ほど歩いたら競馬場のスタンドが視界に入ってきたのですが、そこはアライッペ、事前に近くにある人気のラーメン屋さんを調べていました。ここで先にお昼ご飯を食べてからレースを見よう、と。

ただ、ひとつだけ見落としをしていました。そう、定休日を。いつもは必ずチェックするのですが。ってかこの日ももう一軒の候補が定休日だと確認していたのですが、なぜかこちらだけ確認忘れ。フラれてしまいました。

本場佐野で修行した佐野ラーメンのお店らしい。

また今度来よう。いつか。その時はアライッペ、月曜日は避けるんだぞ

というわけですぐさま踵を返し、競馬場へ。途中のスーパーで缶ビールとレモンサワーを購入。浦和競馬場は、入口の改札に100円玉をダイレクトに入れる形式でした。地方競馬の入場料は大体100円なのかな。

知ってはいたことですが、この競馬場はこじんまりとしています。今まで私が見てきた中山、府中、船橋、大井などと比べてもダントツで小さい。

スタンドにたどり着く前にまずパドックがありました。でも入口、パドック、スタンド、本馬場という動線はどこも同じようなものですね、そう言えば。

あ、その前に変なヤツがいたんだ。こいつ。その名も「つなが竜ヌゥ」。写真撮ってやったら喜んでたぞ。なんとこいつ、さいたま市のPRキャラクターらしい。競馬場のマスコットではなかった(笑)

それで、パドックの写真を撮ったあとスタンドを通って馬場に向かおうとしたのですが、浦和競馬場はその途中に売店が軒を連ねています。こんな感じで固まって。

ラインナップを見てみると、多いのは焼き鳥と、揚げ物もつ煮豚汁みたいなのはどこの競馬場にもある定番ですね。

で、このブログのタイトルが「グルメぐり」となっていることからもお分かりの通り、メインは馬券ではなくこっちなので、早速買います。焼き鳥を二本、「モモにんにく」「かわ」。塩でお願いしました。一度火を通してある串を、注文すると再度火にかけて温め直してくれます。串によって変わりますが、一本¥120くらいです。同時に「もつ煮」も買いました。¥420かな。

これを持って、スタンドへ。とりあえず、食べましょ。

ラーメンにフラれた悔しさも含めて、とりあえず乾杯。プレモル。

そして、焼き鳥ともつ煮。これが美味しい!モモにんにくはにんにくもホクホクで、とてもお酒に合う皮は余分な脂が落とされ、適度なカリッ感もあるし塩コショウがマッチしてます。

もつ煮はもつから出た脂がスープに深みを与えていて、コクのある味大根やゴボウなどの根菜もたっぷり入っています。この日は風が強かったので温まります。500mlのプレモルも瞬殺ですわ。

さて、着いた時は4レースの発走直前だったのですが慌ててもいいことなし、と思いスルー。そしたら単勝60倍の馬が勝ってた。こんなん買えませんね。今日は荒れるのかな?一抹の不安が。最初に見かけたお馬さんをパシャリ。船橋ではそこそこ若い人もいて、馬の写真を撮ったりと自分のように馬券勝負よりもレジャー目的な人たちも少なくはなかったように思えたのですが、この日はそういう人も少なめで、みんなギャンブルをしに来ている感じ。平均年齢も高めです。私ですら平均年齢下げてる方ですね。

とは言え、ピリピリしているとか殺気立った雰囲気ではありません。正直少しは「鉄火場」感も期待していたんですがね。でも船橋と比べれば浦和の方がそれは上かな。

ところで、話変わりますが皆さん「オケラ街道」って言葉を知ってますか?

ギャンブルで負けて財布がすっからかんになること「オケラになる」って言うのですが、そういった人たちがトボトボとギャンブル場から最寄駅などへ歩いて行く道「オケラ街道」と言います。

私の中では、この「オケラ街道」に半屋台的な飲み屋とかがあって、昼間からオッサン達が酒飲みながらグダグタ言ってる、そんなイメージがあったのですが先ほども書いたようにこの浦和競馬場の外は住宅街、船橋もそうでしたが外に飲み屋なんて全然無かったです。

私のイメージが昭和で止まってるんですかね(^_^;)

あるいはやはり競馬場の周辺でそんなのがあると治安に良くないとか、その地域での生き残りも考えてそういうのは無くなったのかもしれませんね。

というわけで焼き鳥をつまみながら競馬新聞片手に、耳に赤ペン引っ掛けて酒を飲む、なんてシーンは全て競馬場の「中」で完結されるわけです。

話を戻して、あんまりお馬さんの写真とかをパシャパシャやってる人もいなかったので、私もこの日は馬の写真をあまり撮っていません。

食べたものと施設の写真は撮って来たので、それを載せながら紹介します。

先ほどの売店エリアに戻って、食べ物を買います。さっきはサイドメニュー的なものだったので主食になりそうなやつ…

買ったのは「天ぷらおにぎり」¥150くらいだったかなぁ。「醤油かけますかぁ?」って聞かれたので垂らしてもらいました。

で、これ。おにぎりかな?w

軽く握ったご飯にかき揚げ添えただけやん。かき揚げ丼のかき揚げがこぼれちゃった、みたいな。「浦和名物」とか書いてあったのだが。

ただこれが、意外と美味いw

♪意外に〜美味ンゴ〜

これぞB級グルメですわ。そうそう、こういうの求めて来たんだった。文句言ってスマソ。

そんでこれを食べながら缶チューハイも飲んで、まあお腹も満たされたのでレースを見ましょう、と。5レースから参加。

5,6,7レース…当たらない。浦和ムズい。

小回りの競馬場なのであまり差し追い込みは届かない。だから前に行きそうな馬を買うのですがそいつが前に行かなかったり。「あれ?お前逃げ馬だろ?なんで前に行かんの?」でそのまま終了、みたいな。

船橋の時はコンスタントに当ててたんですけどね〜。

で、8レースでやっとワイドが当たり。って言ってもこれも6倍くらいで、プラス400円とか。

結論から言うと、その後9〜12レースも全て外れました。

言っても1レースに3〜400円しか使わないので2000円程度しか減らなかったのですが、「一発逆転!」とか言って最終レースだけ1レースに2000円使い、爆死。

はい、マネしないでくださいね〜。一発逆転なんてそんな上手い話は世の中にはありません。

というわけで?ここから先はレースではなく浦和競馬場について写真とともに紹介したいと思います。

スタンドは一階、二階、三階とあって、その上は指定席とか馬主席かな?

一階から撮るとこんな感じ。コースも近い。競馬場に行ったことのない人には、ぜひここから馬の蹄音を聞いてほしい。パカラッパカラッ!っていう音ね。ライブ感をすごく感じるものです。

ちなみに、ゴール前のスタンドは改修中で閉鎖されていて、座って正面からゴールを見ることは今はできません。

二階から見るとこのような眺め。まあ見やすいかな。ところで1枚目の左にあるのはヘリポートですね。こんなのがあるのはこの浦和競馬場だけです。そう、災害時にここは避難施設になるみたいです。何度も言うけど、住宅街だもんね。

三階に上がると、ガラス張り。二階までは屋外でしたが三階は室内になります。寒いのが嫌な人は三階で見ればいいですね。

先ほどご飯は食べ終えましたが、「浦和競馬場 グルメ」で検索してみます。先人たちが食べたものや人気メニューなどはあるのか。

調べてみると、浦和競馬場は焼き鳥に限らず鶏肉を使ったメニューが多いし、ウリにしている、と。私が気になったのはフライドチキン

なので売店で探してみますが一往復しても「フライドチキン」というメニューは見当たりません

「…もしかして、これ?」と思ったのが「チキンカツ」です。私の頭の中にある「チキンカツ」とは違って、骨つき肉がサクサクの衣をまとっています

たぶん検索で見つけたフライドチキンはこれだろう、ということで購入。¥260くらいだったかな。こちらも「ソースかけますか?」と聞かれたのでハイ、とお願いします。渡された後に自分でマスタードもかけました。それが、これです。美味しかったですよ〜。ボリュームもあるし。一般的な「チキンカツ」より美味しい中の肉がジューシーでした。

「全然当たらねぇな〜」なんて思いながら競馬場内をウロウロしつつ、とうとうメインレース。

あ、新聞はもちろんいつもの「勝馬」。20年前からお世話になってるね。7番みたいな名前に「お前馬だろ!」とツッコミを入れつつ、5番の馬。的場文男騎手じゃん。20年以上前にちゃんと競馬見てた頃からいるのに、なお健在とは。御年61歳!さすがに乗るレース数は絞ってるみたいだけど、このレースもしっかりと勝利をさらっていきました。場内のおじいちゃん客たちも的場文男騎手が勝つと大喜びですよ。「やっぱり的場だなあ」みたいなこと言って。

私ももちろん買ってたんだけど、ちゃんと軸にしとけば良かったなぁ。3番のグリグリ印がついてる馬が飛びやがって。小回りで後ろから行く馬はこれだけ印重くても半信半疑だね。

結局このレースは5-2-11で決まったんだけど、どの馬も買ってたのに抜けちゃって。悔しさが残ります。

メインレースの頃になると、売店の商品が値下げされてまして。また焼き鳥を購入。3本できっかり¥300。60円値引きです。しっかり売りさばいてました。完売です。今度はタレでしたけど、やっぱり塩の方が好きかなぁ、焼き鳥は。どちらも美味しいけどね。

というわけで、この日は馬券の方は散々でしたが、飲み食いで2000円、馬券で4000円(一発逆転とか欲に負けなければそんなに使わない)、交通費で1000円と、まあ6000円もあれば1日遊べて、勝てば費用はもっと減ります

テーマパークとかに行くのとそんなに変わらない、むしろそれよりお金使わないかも。大人のテーマパークですね(意味深)。

やはり個人的には今回も「楽しい」と感じたので、全国競馬場グルメぐりは継続したいと思います。

でも、年々地方競馬は廃止されたりしていて。実は北関東の、宇都宮や高崎競馬が廃止されていたのはさっき知りました

今のところ、すでに紹介した船橋、浦和を除くと、大井、川崎、中山、府中、この4場以外は日帰りでは行けないですよね。旅行も兼ねて泊まらないと。

きちんと考えなければいけませんね…

では、また次回…

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