3/20 ラーメンリポート〜中華蕎麦とみ田「つけめん(大)」

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どうも、アライッペです。

以前から「行くぞ」「行きたい」とつぶやいていた私の地元のラーメン店、「中華蕎麦 とみ田」にやっと行ってきたので今日はそのことについて書かせていただきたいと思います。

その前に解説。

「とみ田」は、過去にラーメンのイベント「大つけ麺博」で日本一になったり、講談社主催の「TRYラーメン大賞」で四連覇していたりと、ちょっとラーメンが好きな人の間では知らない人はいないレベルの有名店です。

そこまでラーメンに詳しくなくても、セブンイレブンとのコラボで過去にさまざまなチルド麺やカップラーメンも出しているので、名前を耳にしたことはあるかもしれません。

そんなレベルの有名店が私の家からさほど遠くない場所にあるわけです。

ただ、私は「有名だから」「権威があるから」そんな理由でなびく人間ではありません。

実際に4,5回足を運んでみて自分の舌で「美味しい」ことを過去に確認済みです(ちなみに、私が美味しいと唸ったのは「つけ麺」の方で、「中華そば」は味の濃さがクドいという感想です。数年前の時点ですが)。

今回私が、行く前からわざわざ「近いうちに行くぞ〜」と煽っていたのには理由があります。

それは、つい最近「とみ田」が店舗の中を全面改装してリニューアルしたからです。

その間数ヶ月ずっと休業していました。

そのため私自身「とみ田」に行くのは半年ぶりくらいになるわけです。

そしてメニューも若干変更が加えられたということで、今年になってからブログを始めた私としては味だけでなくその様子もリポートしたいと思い、なるべく早く行こうと自らを鼓舞していました。

さらに言うと「とみ田」店主の富田治さんは、最近公開されたドキュメンタリー映画「ラーメンヘッズ」に出演しており、その作品がアメリカの映画祭に出品されるため、3/21から1週間「とみ田」が休業になるという知らせを耳にしていました。

なので「行くならここしかない!」と3/20に照準を合わせ、訪問してきました。

20日朝10時、店舗に到着。とみ田の朝は、7時から食券の販売開始、11時オープンです。

食券が販売開始されてから3時間、明日から1週間の連休ということから、10時に食券を買っても食べられるのは夕方かな、なんて思っていました。

ところが、あいにく天気が悪かったせいか、平日だからか、まだそんなに食券が売れていなかったのですかね。12時台前半の再集合となりました。

あ、メニューはこちらです。私が頼んだのは、最上段左から2番目、「つけめん」(大)¥980、以上。

噂には聞いていましたが、トッピング全部は¥750、さすがにこれは高すぎます。もう一杯ラーメンが食べられる(^_^;)

私がこれを頼む可能性があるとしたら、ビールのおつまみとしてですかね。

「遠方からはるばるあの有名店、とみ田に来たぞ!」って感じなら、私もせっかくだから750円のトッピングを頼むかもしれません。でも地元ですから、その気になればいつでも来られるので華麗にスルー。

卵かけご飯も気になりますが、とりあえず今回は麺でお腹を満たします。なので大盛りで。

およそ2時間待ちとなりますが、地元民の特権、いったん家に帰ります。「待つ」という感覚ではないですね。

実は私が「とみ田」に初めて行ったのはこのシステム(先に食券を購入してあとで再集合)になってからです。その時点で既に有名店でしたが、基本的に並ぶのは好きではないのでむしろ敬遠していました。

このシステムになったのを聞いて、俄然行く気が湧いてきました。地元にやさしいお店なら、ぜひ応援したい、と。

家に帰ってシャワーを浴びて、休憩してたらあっという間に再集合の時間です。お店に向かいます。

12:10に来てください(その際に名前と電話番号をお店に伝える)と言われていましたが、12時頃に着いて、準備万端でちょっとだけ待ちます。

とみ田は今はお客さんは総入れ替え制ですね。食べ終えたお客さんが1人出てきたら1人入る、のではなく、前の時間帯のお客さんが全員食べ終えて出てきたら次の時間帯のお客さんが次々に呼ばれて入る、って感じです。

というわけで私と同じ時間帯に再集合をかけられたお客さんがぞろぞろ入店します。

以前とは違いL字形のカウンターのみ、9席かな?私は端っこに座って提供を待ちます。

お水のグラス。以前は真空断熱タンブラーだったかな。氷も大きなのがひとつ。ちらっと写ってますがレンゲも新調されてます。

リニューアル前のとみ田で私がひとつだけ気になってたのが「レンゲの安っぽさ」だったので、改善されてますね。

リニューアル後の店内は、お客さんが席に座っている状態で厨房の中が見渡せるようになっていました。有名店であるとみ田が、盛り付け等のパフォーマンスを隠すことなく「見せる」というのも提供するサービスの一つになっているんでしょうね。

厨房内は富田店主、つけ麺の麺を水で締めたりする助手の方が二人(二人ともスキンヘッドに頭を丸めています)と雑用係が一人、厨房内外を出入りして外のお客さんや掛かってきた電話にも対応しています。

席は9つなのですが、私はこの回のラスト、9番目だったみたいです。他の皆さんの頼んだものが続々と提供されていきます。お高いトッピングを頼んでいた方は半分くらいですかね。

そして、とうとう提供されました。デデン!麺を箸でつけ汁に運んで、汁をたくさん絡ませて、パクリ。あ、私はあんまりズルズルっと麺をすすりません。子供の時から何となく。

うん。美味い。濃厚なダシの味にほのかな甘みと同じくほのかな酸味。濃いんだけどしょっぱくはない。これが強い歯ごたえの麺に絡んで、強力なタッグを組みます。

大盛りなので繰り返し繰り返し、これが堪能できる幸せ。食べ進めていくにつれスープが冷めても、このスープは十分に美味しい、そんな気がします(確かとみ田は「あつもり」を推奨していませんよね。私も同意見です)。

見えてないですがスープの中にはチャーシューが一枚と、極太メンマが3本くらい入ってます。このチャーシューも絶品でした。もう一枚欲しかった。

強いて難点というか、個人的に苦手な点を言うと、メンマの味はあまり好みではなかったのと、ゆずをもっと減らしてほしい。ラーメンのゆず苦手。2カケラくらいならちょうどいいけど、結構入ってた。

しっかり味わって食べて完食。スープ割りもいただきました。私は濃い方が好きなので、割らなくても飲めちゃいますが、お店的にはあっさりで締め、って感じかも。

「ごちそうさま」とひと言告げ、退店。

去り際にまた撮り忘れかけた店の外観の写真を、チラッと。もう「準備中」の札が立ってます。この日の分は売り切れたのかな?

人気店なのでなかなかハードルは高いですが、また必ず再訪します。持ち帰りなら並ばずに買えるので、今度は「家とみ田」もやろうかな。

では、また次回…

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