どうも、アライッペです。
タイトルは「ウルトラ警備隊西へ」のもじりですがわかるわけないわな。
というわけで今回は珍しく旅行に行く前にブログを書きます。週末に仙台、盛岡に行きます。
仙台へは握手会のためだけに行くわけではありません。
再三つぶやいていますが、仙台は私にとって所縁のある土地です。
まず、私は仙台で生まれています。
母は、生まれてから二十数年、仙台で生まれ育ちました。私の父と結婚して上京、そして私を出産するために仙台に戻りました。いわゆる「里帰り出産」です。
なので、私は仙台生まれですが育ってはいません。母の実家が仙台にある(母方の親戚一同も仙台周辺にいる)ということです。
私の父は六男なので、父の実家内での自身の地位は低く、昔から父の実家に里帰りをすることはほとんどありませんでした。夏休みなどの長い休みの時、「帰省」といえばイコール母の実家、仙台へ行くことでした。だから何度も仙台へ訪問しています。
ちなみに母の実家があるのは若林区。あの「荒井ゆき」の地下鉄の終点、荒井駅のあるところです。
今となっては、私が幼い頃に訪れていた母の実家は、ありません。
そう、東日本大震災で半壊し、建て直されました。幸い、親戚一同に犠牲者はいません。
建て直された家は私にとっては馴染みがない(母の弟、私の叔父が家を継いでいます)ので、二、三回しか訪れていません。
母の父、つまり私の祖父は、他界しています。私が小学一年生の時。糖尿病でしたが通院を拒否し、あっという間に逝ってしまいました。
その時に祖父の葬儀に出席して、火葬場までついて行って骨を拾った経験は、幼い私にとっては衝撃的すぎて、当時住んでいた世田谷の家に帰ってきてから一晩眠れずに夜を明かしました。7歳にして。その時に「死」について考えたことは、今でも私の死生観の根本となっています。
母の母、つまり私の祖母は健在です。でも、数年前に家の中で転んで腰を骨折してから、自力で歩けなくなってしまい今もリハビリテーション施設にいます。そうなる前までは自分で新幹線に乗って私たちの住む松戸まで遊びに来ていたのですが、それもできなくなりました。年齢は90歳を超えています。
それで、そのような状態になってから実は私はまだ一度も会っていません。なので、今回会いに行きます。
まず、私を覚えているかちょっと怖いです。認知症ではありませんが、年齢相応にもの忘れがあると聞いています。若干怪しいと思っていますが、それでも会いに行きます。一応、私は祖母にとって「初孫」なので覚えていてくれるといいなぁ。
ってか、いきなり会いに行って「覚えてる?俺俺」って言ったら、施設の人にオレオレ詐欺と間違われないかな?(汗)
その施設が、仙台の地下鉄東西線「荒井」駅から歩いて行ける範囲にあります。オタ活兼ねちゃう(笑)
これは、午後イチに伺う予定です。15時半には握手会場のゼビオアリーナに着きたいので。
では、午前中は何をするか。高速バスで深夜に移動するので、朝の5時台には仙台に到着しています。
まずは「朝ラー」の有名なお店で朝ごはんを食べようと思います。そこへは仙台駅から仙山線で向かいます。
その帰りに、祖父の墓参りをしようと思います。上手い具合に、そのラーメン屋と仙台駅の間にある駅で下車して歩けば、祖父の眠る寺へ行けるのです。じいちゃんと一緒に墓前でビールでも飲もうかな。生きてるうちは叶わなかったからね。
そしてその墓には、私の妹も眠っています。
割と衝撃的な話でしょうか。
私の最初の妹は出産予定日よりも大幅に早く生まれてしまい、超未熟児で生後3日で他界してしまいました。
当時は私自身も子供でしたから、その意味はよくわかっていませんでしたし、その時の両親の悲しみもいかほどだったか、汲み取ることはできません。
結局その数年後、もう1人妹が生まれ、そちらは今も元気に暮らしています。私とは違うジャンルのオタクで、私と同様独身を貫いています…
ちょいとヘビーな話になりましたが、まとめると、夜行バスが到着したら、少し休憩したのち電車で朝ラーの店へ向かい、食べた後に墓参り。
仙台駅の方に戻って、余裕があれば昼もラーメン。それから「荒井ゆき」に乗って荒井駅へ。荒井交番に出頭してゆきちゃんに逮捕されたいと思いつつ、祖母に会いに行きます。
それを終えたら握手会へ。
ゆきちゃんと、ちゅりと握手。ちゅりには、今さらですがあらためて「ドラフト会議で荒井優希を指名してくれてありがとう」とちゃんと伝えるつもりです。
話が脱線しますが、AKB関連で私が今までで一番「心震えた」イベントは、第一回ドラフト会議のチームK2、4位5位指名の一連の流れです。これを超える心揺さぶられる出来事は、今でもありませんね。
他のグループやチームが守りに入って、誤解を恐れずに言えば「逃げた」中、指名を続けたあの時の高柳明音率いるチームK2は私の中で伝説です。
その時の2人が荒井優希と惣田紗莉渚ですからね。今年の総選挙でドラフト一期の中ではツートップです。全体指名順がビリとブービーですから、どう考えたってあの時指名を続けたチームK2は「正解」だったと言わざるを得ないでしょう。周りに合わせて空気を読んで指名をやめてたら、この2人は今ここにいないわけですからね。
あの時の映像、もし今もどこかで見られるなら絶対見た方がいいですよ、ゆきちゃん推しの人は。
話を戻して、握手会を終えたら仙台駅に戻って、レンタカーをピックアップします。それに乗って今度は車で「荒井」方面へ行って、お気に入りのとんかつ屋さんでディナー。
その後は翌朝までに盛岡へドライブ。下道で4時間程度の模様です。こちらでも深夜に某有名店の変わり種ラーメンを食べて、盛岡競馬場へ。
そう、私死ぬまでに日本全国の競馬場を巡ると言っていましたよね?その一環です。
盛岡競馬場は車でしか行けないような場所にあるみたいです。盛岡駅から直通バスで30分とか(笑)だからレンタカーを借りました。
ただ、時間的にそんなに長く滞在はできなさそう。数レース見たら帰ります。それでも行きたいのです。
帰りはたぶん高速道路を使います。仙台に戻ってきて、時間次第で車でしか行けない(駅から遠い)ラーメン屋さんに行って、レンタカーを返して、また夜行バスで帰ってきます。
ゆきちゃんのプロレスを見られないのだけが心残りですが、握手でゆきちゃんに「ケガしたら泣くよ?(俺が)」って言ってこようと思います。なんてね。
というわけでかなり密度の高い旅行になります。まあ今年最後ですよね。11月12月は遠征はしない、はずです。お金だって貯めなきゃね。
あ、ちなみにたぶん牛タンは食べない。仙台の人ってあまり牛タンを食べません。知ってました?なぜなら、高いから。外から来た人のおもてなし用ですよ。
仙台の人で、よく牛タン食べる、なんて人がいたらその人は金持ちでしょう、きっと。
萩の月は買って帰る。最近「ずんだ」に押されがちだけど、ずんだじゃ萩の月には敵わないよ。まーやんおすすめの喜久福はどうしようかなぁ?
つらつらと極めてプライベートなブログを書いてきましたが、たまにはいいかな、と。
訪問先ではちょくちょくツイッターを更新しますし、帰ってきたらブログでも書こうと思います。
私のブログを見た人が、気になってそのお店に行ってみたりしてくれたら最高ですね。まあ読んでくれるだけでうれしいですけどね。
※貼り付ける画像が無いので、ある意味「せんだい」の画像を。山梨の納豆屋さん「せんだい屋」の納豆の自販機。全然関係ね~w
では、また次回…