Passion for you CM選抜イベント 本戦を終えて 3/15

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どうも、アライッペです。

SKE48 Passion for youのCM選抜イベントが終了いたしました。

私個人の戦績から申し上げますと、イベントポイントランキングが297位、魔法の糸巻き獲得数ランキングが239位でした。

CM選抜リクエストは推しの荒井優希ちゃんに13900枚、その他に白井琴望ちゃんに100枚青木詩織ちゃんに35枚投票しました。

先に個人的な反省から。

今回は漠然と「ゆきちゃんにリクエスト20000枚」を目標にしていました。それはほとんど根拠はありません。先日のOVERTUREファッショングラビア争奪イベントで肩慣らしをした時に、まったりプレイでリクエスト券9000枚を集めることができたので、ガチプレイならその倍はいけるのではないかという適当な目論見でした。

結果的にはそれは甘かったです。言い訳をしてしまうと休みが一日しかなかったのが痛かったですが、もう一日休みがあっても2万は届いたかどうか。

そういった点でもっときちんとした数字に基づいた目標を立てておくべきでした。

そしてCM選抜イベントは毎年恒例の行事ですが私は今回が初参戦でした。ゆきちゃん界隈、音ゲー界隈それぞれの皆さんのガチっぷりに驚愕しましたね。やはり私はぉょゎぃイッパソだということが身に沁みました。

もしこのような機会がまだあるのなら、準備と覚悟は今回以上にしなければならないと思います。

とまあ個人のイベント結果報告はこのくらいにしておきます。書きたかったことはそんなことではないのです。

私のリクエスト券の投票先を見て「おや?」と思った方もいるかもしれません。

そう、推しの荒井優希ちゃんに全票投入したのではなく、135票というわずかな票数ながらも他の二人のメンバーにも投票をしました。

私自身もこのイベントが始まるまでは、いやつい二、三日前まではゆきちゃんに全ツッパするつもりでした。

「たった1票の差でも順位に影響を与えるかもしれない。自分が他の子に入れた票数分の差でゆきちゃんの順位が一つ下がっていたらどうしよう?」

そう考えたら、やすやすと他の子に票を投じることはできませんよね?

にもかかわらず私は他の子にも票を割きました。万が一それが最終順位に影響を及ぼすことになったとしてもそれを覚悟の上で。

それはなぜか。それを伝えたくてこのブログを書いています。

イベント終了前日、ゆきちゃんおしりん(青木詩織ちゃん)が一緒に「P4U応援配信」をshowroomで行いました。朝昼晩の3回。たまたま私の期間中唯一の休日と重なったのでほぼ全ての時間それを見ていました。

その配信はゆきちゃんの自宅で行われました。おしりんは前日の夜から泊まりに来ていたようです。後から判明したのですが結局二人はオール(徹夜)して朝配信に臨みます。

内容はP4Uをやりながら配信を視聴してるファンの応援だったり(おしりんと同時配信なので、お互いのファンを応援したり)、朝はおしりん、夜はゆきちゃんがご飯を作って二人で食べたりするゆるゆるな配信でした。

詳細を書くと長くなるので割愛しますが、その配信を見ていて私はなんだか目からウロコでした。

なぜかというと、私はそれまでこのイベントを「戦い」だと思っていたからです。さっきも書いたように1票の差が勝敗を分けたり、団体戦である予選とは違って本戦は個人戦だったりする点がこのイベントの「戦(いくさ)」感、ガチ感を強めていました。

だから私自身や周りのプレイヤーの皆さんもどこか多かれ少なかれピリピリしたところがありました。

ところが、我が推しのゆきちゃんはそんな素振りは微塵もない。それどころか、言ってしまえばライバルであるはずのメンバー、おしりんと一緒に配信をしている。

私は一瞬疑問に思ったのち、すぐにこう思いました。

「あ、ゆきちゃん、本当はおしりんと一緒にCM選抜に入りたいんじゃ?」

これは私の勘違いか思い込みかもしれません。でも私にはそう思いました。

ゆきちゃん自身はそのようなことは一言も口に出していません。ある意味、「◯◯ちゃんと一緒に選抜に入りたい」なんて言うのは叩かれる理由にもなりかねませんよね。「甘い」とか「選抜は仲良しこよしの世界じゃねーんだ」って。

ゆきちゃんが公言している目標はあくまで「CM選抜のフロント(3位以内)」です。「おしりんと一緒に入ること」ではありません。

私がそう感じただけ、ということをご理解ください。

ただ、そう思いはじめてしまった私はもうそうとしか考えられなくなってしまって。

「どうして二人で配信してるんだろう?」

その答えはそれしかないな、と。

そう思ってからは、自分のピリピリした気持ちとか、「いつまでも江籠ちゃんが一位じゃつまらなくない?天使を堕とせないかな?」とか、そういう自分の中の黒い感情は一切無くなりました。

「ああ、このイベントは争いではないんだ。楽しまなければ。お祭りだ!」

このように私の心は変化していきました。

同じ日、ゆきちゃんとおしりんがお昼の配信を終えて夜に再集合となった時、その合間の時間ツイッターでライブ配信をしている子がいました。こっちゃん(白井琴望)です。

彼女はおしゆきペアとは違って、ひとりで配信しています。

知っている方も多いと思いますがこっちゃんはP4Uガチ勢。でも今回は超特攻が出なくて普通の特攻Lで戦っていました。

ひとりでですが健気に戦っている。悲壮感や必死さはなく笑顔で。

自分は勝つためになりふり構わず必死な人よりも、こういう時でも笑顔でいる人の方が好きなので強く心を惹かれました。

その時も思ったんです。「あ、やっぱりこれは戦ではないんだ、お祭りなんだ」と。このイベントは楽しんでこそなんだ、と。

形は違えどおしゆきペアもこっちゃんもファンの人を巻き込んでこのイベントを楽しんでいる。そう思った時、勝ち負けしか考えていなかった自分のちっぽけさに気付きました。

ゆきちゃんがフロント(3位以内)を逃したら、それはもちろん悔しいけど「負け」なのだろうか、なんでも「勝ち負け」を基準に考えるのは違うんじゃないか、と。

このことによって、それを気付かせてくれたゆきちゃん以外の二人にも投票しよう、と気持ちが変化しました。

というのが心変わりの理由です。もちろんこれは私個人のこのイベントに対する感想で、「いや、このイベントは戦だ!」という考えも否定しませんし、「他の子に入れてそれで推しの順位が落ちたら絶対に後悔するから、アライッペの考え方には賛同できないな」という気持ちももちろん理解できます。

私も配信を見ていなかったらそのままゆきちゃんに全弾ぶち込んでいたと思いますし。

その「数票差で順位が下がる悔しさ」を経験していないからこんなことが言えるのかもしれません。

でも、そもそもの根本的な話なのですが、私はなんで女の子のアイドルを好きで見ているのか?

ひとことで言うと「癒やし」です、私にとっては。

女の子の戦っている姿を見ることとか、何かに、誰かに「勝つ」ことに爽快感を感じるとか、そういうのは私はそんなに求めてないです。

そりゃ、浮き沈みの激しい芸能界ですから、争いなくずっと平和にやっていくのは難しいです。時には戦わないといけない。

でもそれが主目的ではないと私は思っています。

それを再確認させてもらいました。

取り急ぎイベントの結果が出る前にこれを書きたかったので、もっと書きたかったこともあったかもしれないですがこのくらいで。

これを書いているのは3/15の10時。結果は2時間後に出ます。

あ、最後に。私はオタ仲間の大半は公式音ゲーで知り合った方々ですが、結構見事に推しがバラバラです。ゆきちゃん推しはそんなにいない。

その仲間たちがそれぞれの推しを押し上げるために寝食を忘れて本気で頑張っている姿を見るのは楽しかったですし、自分自身にも火がつきました。

「やっぱりこのゲーム、なんだかんだ言って楽しいんじゃね?」

つまらないから「つまゲー」と揶揄されていますが、それを「たのゲー」って言い出したのも確か、ゆきちゃんだったよね。

やっぱり俺は、ゆきちゃん推しだな。

では、また次回…

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