4/12 思い出のクルマ〜WiLL Vi

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どうも、アライッペです。

突然ですが、皆さんは「クルマ」に興味はおありですか?

私は、全くありません

「クルマ」というと、人によっては給料の大半を費やしてまでのめり込むような、成人男性の趣味としては大きなジャンルだと思います。

ところが私は全然興味が無いんですよね。理由を自己分析するに、私は「カッコイイ」ものに全く興味を惹かれないということがあると思います。

これまでの私のブログをご覧になっている方はご存知だと思うのですが、サンリオキャラクターが好きだったり、どちらかというと食指が動くのは「カワイイ」ものですよね。

車に限らず電車も飛行機も興味が無いですし、はたまたロボット系のアニメやキャラクターにも全く興味が無かったんです。機械系全般にそそられないというか。

そんな私が生涯で唯一興味を持ったというか「欲しい」と思った、そしてのちに実際に所有した車があります(後にも先にも自分名義で所有した車はこの1台だけ)。

それが今回ご紹介する「WiLL Vi」です。

覚えている人はいるかなぁ。2000年前後に、日本の大手メーカーが共同で参画した「WiLLプロジェクト」というものがあったんです。もしかしたら知らなくても、このオレンジのロゴを見れば「ああ〜、そんなんあった」って思ってもらえるかもしれません。

自動車メーカーからはトヨタがこのプロジェクトに加わっていました。

2000年前後はアライッペはまだ学生だったのですが、確か、たぶんテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」をたまたま部屋でつけていて、その時にこのWiLLプロジェクトが紹介されていて、そこに映った車に一目惚れをした、と思います。

とてつもなく斬新なフォルムだったり、モチーフがかぼちゃの馬車であることだったり、4ドア車ですが前列のシートがつながっている(運転席と助手席が分かれていない、ひとつのソファーみたいな形)ことなどに興味を惹かれ、「いいな、欲しい。将来大人になって自分の車を所有するようになったら買いたい」と思ったのです。

「助手席とつながってたら彼女とラブラブじゃん」とか、いもしない彼女との妄想を膨らませたり。当時は初めての彼女、ができる直前だったと思う。

それで、まあそのこと自体半分くらい忘れていて、WiLLプロジェクトも結果から言うと正直言って成功とは言えず、2004年にほぼ終了

アライッペも結局職を転々として定職には就かず、車を所有するには至らずに10年弱の年月が経ちます。

結局2008年くらいかな、正確には覚えてないけどやっと正社員として勤めだして、初めは電車+自転車通勤だったけど車通勤OK(むしろ推奨)な会社で、とうとう自分の車を所有するチャンスが生まれたんだよね。

その時に、アライッペの心はまだ忘れていなかった。もう「WiLL Vi」以外眼中になかった。今考えても「俺そんなにあの車が欲しかったんだ」って思う。

実はこの車、あまりにも斬新すぎてどうやら人気がなかったらしく(さっきWikipediaを読んで悲しくなりました)、2001年には販売終了、販売台数も芳しくなかったとのことで、そんなに出回ってない。ネットで中古車検索探した探した。状態のいいやつが出てくるまで待ったりね。

それでやっとのことで見つけて、わざわざ小平のトヨタの中古車販売店まで行って、見て、「やっぱりこれだ!」って気に入って、買いました(買ったのは↑の画像とは違う色ですが)。

ちなみにメーカーが想定する販売のターゲットも2〜30代の「女性」です、この車。自分女の子っぽいのかな?バリバリの女性好きでホ◯っ気とか全く無いけど。知らんけど。

それで乗っててもやっぱり楽しくてかわいくてお気に入りでした。形が斬新だから駐車とか難しいと言われていたのも人気の無かった理由だけど、私はそれは全く気にならなかったです。「車に惚れる」人の気持ちが少しわかったよ。

あ、車に詳しい人のために言うと、外見はこんなに斬新だけど、中身はヴィッツとほぼ同じらしいです。

その後結局正社員として働いていたその仕事も鬱気味になって辞めてしまって、ニートで収入が無くて貯金も尽きたから残念ながら手放しました。車自体が古かったのもあるけど。

手放した時も鬱気味だったので、自分で処分はできず父親に任せてしまったのでハッキリとしたことはわからないけど、たぶん廃車になっちゃったのかな。ほとんど金銭的価値も無かったみたいだし。

手放す前に写真撮っておけばよかったね。その当時はまだガラケーだったけど。

今はもう街に出てもこれと同じ車は見かけない。年に一回くらい遭遇するか否か。まあもう発売から20年弱経つからね。

後継?の車種、「WiLL サイファ」は今でもたまに見かける。これね。これもまた斬新だけど、「WiLL Vi」のフォルムには敵わない。

かわいい形の車って言ったらたとえばフォルクスワーゲンのビートルとかあるけど、やっぱり今でも私の心にはあの車。また乗りたいという思いさえある

そんなことを、アラさんぽしてた途中に中古車屋の前を通った時にふと思ったので書いてみました。

たまには、こうしてノンジャンルというか特に枠にとらわれないアライッペの「ふと思ったこと」もブログで書き記せたらな、と思います。カテゴリーなし、というカテゴリー。

では、また次回…

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