1/29 第1回アラさんぽ「早稲田〜東池袋」前編

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どうも、アライッペです。

初回のブログで、企画としてこれをやる、とお伝えしていた「都内ウォーキング散策」を先日行ってきたので今日はそれについて書きたいと思います。

第1回アラさんぽ「早稲田〜東池袋」編

まず初めに、私は十代前半から二十代後半にかけて、主に都内で生活をしていました。この企画は、その時代のいずれかによく歩いた場所を久しぶりに辿り「懐かしいなあ」という気持ちに浸りつつ、読んでくれてる方にはいわゆる「東京」の別の一面も見せられれば、という意図があります。

「東京」って言うと渋谷のスクランブル交差点とか、新宿歌舞伎町のネオンとか、そんなイメージがあるじゃないですか。

「死にたいくらいに憧れた 花の都大東京」(by長渕剛 )ってのは、たぶんこっちのイメージだと思うんですよ。

でも私が今後このブログでご紹介するのは、そんな東京ではございません!w

皆さんの「東京」に対して持つイメージを、変えたいとまでは思いませんが増やしたい、とは思っていますのでよろしくお願いします。

前置きが長くなりました。早速第1回アラさんぽのスタートです。

今回のスタート地点は東京メトロ東西線、早稲田駅です。

地下鉄の階段を上り、外へ出てみると懐かしい景色が広がります。ただ、駅前は昔は本屋さんでしたが、時代の趨勢かコンビニに変わっていました。

きっと他にもこういう(様変わり)場所ばっかりなんだろうな、と思いつつ歩みを進めます。

よく食べたうどん屋さん、ごんべえは健在。開店前ですが。

確かここはカウンターの端の席で看板猫がいつも寝てた気がするのですが、今はどうなんだろうか(衛生面がどうこうというのは置いておこう)。

当時からいた猫だから、年齢的には…(>_<)

うん、世の中には知らなくてもいいこともある。これ以上は詮索しないぞ。

この近くの大学の学生さんには有名なラーメン店、メルシー。ここも健在(なお、やはり開店前)。ただ私は、確か一度か二度しか食べたことがありません。普通に美味しいですが、当時の私は別のラーメン屋さんにハマっていたためあまり訪れておりません(その店については後述)。

メルシーよりさらに大学寄りにあったラーメン屋さん、ほづみ。ここにはメルシーよりは多く訪れたことがあるのですが、なんと、閉店しており見知らぬ新しいお店が鎮座しておりました。

「やはりね〜。そりゃそうだ。10年以上経ってるんだもん」残念ではありますが仕方ないと思いつつ、再度メルシーのある通りに戻ります。

少し歩くと、ここは…、まだあった!通称「わせ弁」。

ここも近くの大学の学生さんには超有名なお店なんですけれども、アライッペさん、メルシーと同様わせ弁にもあんまりお世話になっていないんです…

なぜかと言いますと、ここから少し離れたところにある別のお弁当屋さんがお気に入りだったからです。そのお店はまだあるのかな?あとでそちらの方にも向かうことにします。

というわけで近くの大学こと早稲田大学の正門前に来ちゃいました。

♪都の西北〜 なんちゃらかんちゃら〜

正門に背中を向けると大隈講堂があります。テレビや写真などで見たことある方もいるのではないでしょうか。

大学構内へずけずけと入っていきます。学生ではない完全なる部外者ですが気にしません。ブログのネタのためです(笑)。

何かいいネタはないかなと思いながら歩いていると、ありました。大隈重信像です。

写真をパシャリ。

ついでに後ろからもう一枚。

まあ特に用事はないので構内を突っ切って、さっき言った馴染みの弁当屋さんの方へ向かいます。

ちなみに、大学構内ではすれ違う学生たちの会話などを耳にすることができましたが、なんとその半分以上が外国語でした。すれ違った人みんながみんな外国人留学生だったってことはさすがに無いと思うんです。

今の時代ってこれが普通なのかな?私は英会話できませんので、いま学生だったらついて行けなかったかもしれないな…

日本語しか喋れない私はいささか後ろめたいような気持ちで大学を後にします。

大隈通りという、早稲田大学の裏側といいますか、高田馬場や地下鉄早稲田駅とは逆方向の、都電早稲田駅の方に向かう通りを歩いて行きます。

あの弁当屋はまだあるのだろうか…

あっ、あった!営業してるよ…

弁当屋「たきたて」です!

おそるおそる店内をチラ見して覗いてみます。

ん?あの姿は…

15年近く前に私に弁当を売ってくれたあのおっちゃんと同一人物じゃん!

あれから15年、ずっとここで営業を続けていたのか…

なんか涙が出そうになって来ましたよ。

実は私はこの日は帰りにラーメン屋さんに寄る予定を立てていました(前回ブログの「ジョニーの味噌」さんです)。だからここでご飯を食べるのは予定外なのですが…

「まあ朝ごはんを食ってないし、行けるんじゃね?」ということでいてもたってもいられず、おっちゃんに向かって「すいませ〜ん、唐揚げ弁当ひとつください」と気がついたら声をかけていました

売り上げの足しに少しでもなれば、と寒いのに冷たいお茶も買います。しかもサンガリアのお茶ですから、100円で買うのは高い方ではないかと思いますが気にしません。

勢いで弁当を買ってしまったアライッペさん、ここでひとつ問題が。

「さて、どこで食べよう?」

先ほどトボトボと大学を後にした手前、また戻るのは気が引けます。

「しょうがねえ、大隈庭園に行くか」踵を返してさっき紹介した大隈講堂の隣にある庭園に向かいます。

すると、なんと雪が降ったせいか、閉まっております!

うーむ、そばに学食はあるけれど、外で買ったものを持ち込むのはさすがにアウトだよなぁ。

仕方ないので、その辺のベンチで食います。学生の視線は気にしません。弁当冷めちゃうし。

テデーン。唐揚げ弁当300円(税込)なり。

安いですねぇ。これが学生向けの商売ですよ。

ちなみにここの唐揚げは注文を受けてから揚げる、とかそんなこだわりがあるわけもなく、作り置きのものです。ですがこの日うかがったのは11時前ですから、まだ比較的出来立て感がありました!

衣はサクサクですし、肉もすごく柔らかかったです。ただ、味はそんなについてないというか、うーん、こんな味だったかな?って感じです。昔は美味いと思って食ってたけどなぁ。

まあ、ここは思い出補正でしっかり食べきりましたよ。写真には映っていないですが、唐揚げの下にある申し訳程度のキャベツの千切りも昔と変わってなかったです(笑)。

お腹も満たされ、散歩を続けます。またさっきの「たきたて」のある通りに戻ります。

インパクトのある店名にメニューの名前もすごく変わっていたイタリアンのお店の「まほうつかいのでし」が無くなっていました。

ペペロンチーノが「ドラキュラ殺し」って名前だったり、納豆と卵黄のパスタ「幻想の月」など変わり種のメニューが豊富だったのですが…

あとで調べてみたら、早稲田店は残念ながら閉店したようですが、江古田店がまだあるとのこと。江古田駅は諸事情で何回か降りたことがあります。いつか行ってみようかな。

予想はしていたのですが、15年近く前によく歩いてた頃にお世話になったお店たち、健在のところもあれば見る影もなく無くなっているところもあり、悲喜こもごもでした。

それでも、私がお世話になったことのないお店も含めて、まだ残っている店の方がやや多かったのは幸いです。

調べてみると閉店したお店も、売上不振とかではなく店主高齢につき引退とかそういう理由が主なようです(それはそれで寂しいですが)。学生たちの胃袋をつかんだお店は長く営業ができているようで、なんだかホッとしました。

さて、ここまで書いてきて、かなり長くなってしまったので今回は前後編に分けましょう

続きは明日更新します。

(つーか、ここまでほとんど歩いてなくない?)

では、また次回…

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