1/30 第1回アラさんぽ「早稲田〜東池袋」後編

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どうも、アライッペです。

前回の続き、第1回アラさんぽ「早稲田〜東池袋」後編です。前回のブログはこちら

前回は早稲田大学裏手の大隈通りを歩いていて、弁当屋「たきたて」が健在であることに感動したり、変わり種のスパゲッティ屋「まほでし」が無くなっていたことにがっかりしたりしたところで筆を止めました。

その道をそのまま歩いて、都電荒川線の早稲田駅の方へと向かいます。ご存知ない方に説明しますと、都電荒川線はいわゆる「チンチン電車」です。170円で早稲田〜三ノ輪橋まで、どこまで乗っても一律料金。

今回は少しは歩いて運動することも目的なので、まだこの電車には乗らず、線路に並走して歩いていきます。

その前に周辺の様子を。

まず、写真は撮っていませんが昔は無かった「武蔵野アブラ学会」なる油そば屋さんがありました。しかも結構人気で、人がひっきりなしに出たり入ったりしていました。ここも学生たちの胃袋を「鷲掴みっ!」にしたんですかね。

ここで画像を2枚。なんのことはない交番の隣の建物とその裏。ほとんどの方はなんの写真かわからないでしょう。

実はここは昔、「がんこラーメン総本家」があった場所なのです。今は跡形も無いですが当時は黒塗りの壁で入口もどこにあるかわからないような外観(裏側にあった)、特に初期の頃は裏側から入って正面から出る一方通行で、中は迷路のような作りでした。

当時は様々な食材から出汁を取って「スペシャル」と称して(今も四谷三丁目でやってますが)、変わり種ラーメンを提供していました。

初めて行った時は今でも覚えてる。出汁にイチゴを使った「悪魔ラーメン」。正直言って美味しさがわからなかった(後日、店主の一条さんはインタビューで、「イチゴは失敗だった」と語っていた模様w)。

ただ、がんこラーメンの「悪魔」は初めから、「立て続けに3回食べてみないと美味しさはわからない。それができないなら初めから手を出さないでほしい」と店主自ら口が酸っぱくなるくらい繰り返し語っています。

そういう前置きがあったのと、美味しさがわからない自分が悔しくて(←この時点で一条さんの術中にすっかりハマっているのですが)、その後何回か訪問しているうちにすっかりハマってしまいました。

初回に一緒に行った友達は「俺はもういい」と早々に脱落。2回目以降はずっとひとりで通いました。

特に思い出として記憶に残ってるのは「ワニ肉」で出汁を取ったときかな。あれは「悪魔」ではなくて塩ラーメンだったような気がする。味は絶品と言うほどではなかったと思うけど、「相変わらずチャレンジ精神旺盛だな」と思ったもんです。今でも、納豆で出汁取ったりしてるもんなぁ、あのおじさん。

また四谷に行きたくなってきた…

がんこラーメンは移転を繰り返して今も四谷三丁目で営業してますから、おじさんが健在なうちにまた通いたいです。

この店にハマったため、前回のブログで書いた有名店「メルシー」にはほとんど訪れることが無かった、というわけです。

さて、ここの近くには川が流れています。神田川です。♪あなたは〜もう 忘れたかしら〜

神田川も秋葉原あたりで覗いてみるときったねー川ですが、この辺りだとまだきれいで、水深が浅いのもありますが底まで見えるほどです。

それで川沿いの木は確か桜だったような気がします。春になったらもう一度来てみましょうか。結婚式場とかで有名な「椿山荘」もここからすぐ先にあります。

都電早稲田駅に戻ります。ここはビルとビルに挟まれて薄暗い。画像の明るさをいじってこれです。

ちなみに、駅の看板に「東京さくらトラム」とあります。都電荒川線、イメージ刷新のために名前を変えようとしてるのか?オリンピックに備えて?やめたほうがいいぞ…(トラムとは「路面電車」という意味です)

まあそんなことは置いておいて、線路に沿って歩いていきます。

早稲田大学の学生は、結構歩くことが多いのではないでしょうか。なぜかと言うと、近くに地下鉄の早稲田駅はあるけれど、山手線、西武新宿線の高田馬場駅まではたったひと駅です。そっち方面の利用者は、それなら歩いてしまおうという考えになるかと思います。たぶん10分弱くらい。途中には一風堂とかたくさんの飲み屋とかいろいろありますしね。当時「馬場歩き」なんて呼んでました。

でも、私はそんな皆さんが歩いている道とは違う道を歩いているはずです。なぜなら、私が向かっているのは高田馬場駅ではないからです。私が目指しているのは池袋。途中に目白駅もありますから、ふた駅分です。

なぜそんなことをしていたかと言うと、当時お付き合いしていた人が西武池袋線沿線に住んでて、しょっちゅうそこに遊びに行ってたからです(笑)。

まあそんな与太話は置いておいて、散歩の続きです(私のブログ、しょっちゅう話が脱線しますがお許しくださりな)。

都電早稲田駅からちょっと歩くと、大きくカーブするところがあります。ここを左に曲がると新宿方面、まっすぐ行くと高田馬場駅方面、右に曲がると池袋方面です。私は右に、都電と同様に曲がります。

ここまでの道ではよく犬の散歩とすれ違います。こんな都心に住んでるなんてお金持ちだろうなぁ。それはどうでもいいですが、この日はまだ雪が残っていて、その上を犬が元気良く走っています。肉球がしもやけにならないのか心配です。誰か知ってる人いたら教えて。

線路沿いに歩いていて、大して写真を撮っていないことに気づきます。ちょうど踏切が降りたのでアライッペさんiPhoneを構えます。

パシャ。

動いている電車を一発でばっちりフレームにおさめましたぜ。ウェ〜イ。

さらに少し歩くと「雑司が谷」とか「鬼子母神前」といったあたりに出ます。

って言うか、地下鉄副都心線の雑司が谷駅、こんなの私の学生時代は無かった…。これがあったら、歩かないで地下鉄使ってたかなぁ?

左に少し歩くと学習院大学、右に少し歩くと日本女子大学(ポン女)があります。残念ながらいずれの大学の学生さんとも、お知り合いにはなれませんでしたね(と言うかアライッペさん大学でもぼっt…)。

ここらで線路と並走するのは止めにして、明治通りを池袋に向かって足を進めます。

(アライッペさん「〜線」とかの鉄道はそこそこ頭に入るのですが、「〜通り」とか道の名前がさっぱり覚えられません。明治通りというのも今調べました)

まあここからは完全に都会です。人も車もたくさん。ごちゃごちゃしてます。そんなに写真を撮る必要もないかと思い、撮ってません…

程なくして1ヶ月前に訪れたジュンク堂書店が見えてきます。先月はここでブログを始めるための参考書を買いました。

この日はWordPress(このブログ作成のソフトウェアみたいなもの)についての参考書を買おうかと思ったのですが、ちょっと立ち読みして「今日はいいや」と思い、店を後にしました。

あとで気づいたのですが、本当は池袋のどこかのCD屋でSKEのシングル「無意識の色」を買おうと思ってたのをすっかり忘れてました。今度買おっと。

このあたりから「たきたて」の唐揚げが胃にもたれてきて、あと寒さで頭の回転が鈍くなってきます(笑)。

再度、人がごった返す表通りを避けて裏のほうへと向かいます。「池袋」については、また別の機会に散歩して記事を作りたいと思ってます。

昔一時期通ったことのある、「代ゼミ池袋校」がなんか別の、大学のキャンパスに変わってました。やはり時代は流れている…

池袋の繁華街を避けるようにして脇道を歩きつつ、東池袋方面へ向かいます。サンシャインのあるほうですね。

ただ今回はもちろんサンシャインにも行きません。

歩いてる途中で見つけました。

あの有名な「大勝軒」の本店?ですかね。

つけ麺の生みの親とも言われた、あの頭にタオルを巻いた好々爺然とした姿が有名な故・山岸一雄さん。彼がまだ店先に立っていた頃はこの場所では無かったと思いますが、移転したようですね。

私がラーメンにハマった頃はもうこの東池袋大勝軒はすでに超有名店でした。その山岸氏も確かちょうどその頃引退するみたいな話になっててさらに行列もすごいことになっていて、結局一度も行けずじまいだったのが残念です。

間もなく、都電の東池袋四丁目駅に到着しました。ここから都電荒川線に乗って、終点の三ノ輪橋まで向かい、前々回のブログで記事にした、「ジョニーの味噌」さんに立ち寄って常磐線の南千住駅から帰宅しました。

荒川線の車窓から写真を撮ろうと思っていたのですが、想像以上に利用客が多かったですね。雰囲気的に撮りづらくてやめました。

また、沿線はなんだか昭和な雰囲気で、またいつかどこかで途中下車してアラさんぽの題材にしてみたいな、とも思いました。

アラさんぽは、何度も歩いたことのある道と、初めて歩く道との2パターンで追い追いやっていけたらと思っています。

今回の散歩経路は約2〜2.5kmといったところでしょうか。立ち止まったり戻ったり何度もしているので、所要時間は省きます。

初回の感想としては、懐かしさも感じられとても楽しかったですが、とにかく寒かったです。ネックウォーマーを持って行かなかったら、途中で切り上げてたかもしれません(マジで)。

では、また次回…

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