どうも、アライッペです。
自分でも信じられないのですが、また、SKE劇場の観覧応募に当たってしまったんです。
10/3、SKE48の10周年記念の一環で行われた、「ラムネの飲み方」リバイバル公演です。
2015年の1月に初めて応募してからおよそ45ヶ月くらいですが、その間7回応募して、なんと今回で全て当選です。
今回のリバイバルも滅多にやらない公演ですし、前回の当選も「最終ベル」公演初日と、相当な倍率だと思われる公演もこの7回に含まれています。
なんでこんなに当たるのか自分でもわかりませんが、ひとつだけ思うのは「応募しすぎず、しなさすぎず」なのかな、と。
毎回や毎月のように応募してたら、「こいつ、見られればなんでもいいのかな?」と思われるかもしれないし、滅多に応募しなかったら「熱量低いのかな」と思われそうで。年に2,3回、要所要所だけをビシッと応募するのがいいのかな?完全にオカルトですが。
ちなみに7回中6回はK2の公演です(今回のラムネもK2扱いだとして)。
ここまで書いてると自慢みたいで怒られそうですが、その代わり入場順はいつも悪いです。後述しますが「ざまあみろ」と思って読んでいただければ(笑)
さて、相変わらず前置きの長いブログですが、ここまでは前置きの前置きで、当日の公演開始までについてもサラッと書かせていただきます。
まず、今回倍率もすごいだろうと思い、当たるなんて考えていなかったので当然交通手段等の準備、下調べもしていませんでした。
当選が決まったのが3日前の9/30、ここから熟考の末、今回は新幹線、ぷらっとこだまを選択。いつもの高速バスではありません。さらに、1,000円しか変わらないのでグリーン車を。グリーン車は初めて利用します。
「なぜ贅沢を?」と思われるかもしれませんが、なぜなら、この日私は朝9時まで仕事して、家帰ってシャワー浴びて着替えて12時半の新幹線に乗るわけで、これ以上疲れをためるわけにはいかなかったからです。公演中眠気と疲れで集中できない、なんてことになったら嫌ですので。
ぷらっとこだまはドリンク無料券がついてるので、当たり前のようにビール(「こはく」ヱビス)と交換して乗車、グリーン車を満喫しながら向かいました。
着いたらカフェに行く気満々だったので、駅弁は食べません。
結局車内では1時間くらい寝たかな?名古屋到着後はちょっとエスカに寄って、足早に栄へ。エスカではSKEのパネル展示みたいなのがあって、総選挙の時の優希ちゃんが飾られてました。他にも写真は撮らなかったけど全国ツアー新潟の時のとか。
新潟が今年の出来事だって、ちょっと信じられないです。それだけ濃密なオタ活をしてるのかな…
栄に着いてからカフェに行った話は、先行してブログで書きました。
カフェを出てこの日のチケットを発券しました。
本当に、カフェに行く前に発券すればよかったなぁ。
というわけで、入場順ビンゴは準々優勝。
(SKEオタは、入場順で最後まで残ることを「優勝」と言います)
7回目の観覧にして初めて、空席が無く立ち見となりました。
経験してみてわかりましたが、立ち見でも「立ち見最前」ならかなりよく見えますし、わざわざ席が空いててもそれを狙う気持ちはわかります。
だだ残念ながら今回私は立ち見三列目。単刀直入に言って「やっぱり座りたい」ですわ。
まあ、気を取り直して本編、公演の感想へと行きましょう。ちなみに、記憶だけでは書けないので、DMMの高画質配信を見ながら思い出して書いてます。
・SKE48 10周年リバイバル「ラムネの飲み方」公演 18:30
出演メンバー
杉山愛佳・荒井優希・内山命・江籠裕奈・大場美奈・片岡成美・北野瑠華・白井琴望・高木由麻奈・高柳明音・日高優月・松村香織・斉藤真木子・白雪希明・末永桜花・野々垣美希
M1「兆し」
オープニングナンバー。この曲は「行進」をする振付の揃い具合や脚の上げっぷりを取り沙汰されることが多いですが、私はいつもメンバーの「顔」に注目しています。
高柳明音ちゃんの「直訴」によって生まれたこの公演。その「公演ができる喜び」を、私が今までに見た公演の中では一番表情で表しているのがこの曲だと思います。
とにかく笑顔で。
他チームの公演は(時間が無いから)見ない私が、この日あいあい(杉山愛佳)、おーちゃん(末永桜花)、ののちゃん(野々垣美希)、こはく(白雪希明)のパフォーマンスを初めて見ることになります。まきこ(斉藤真木子)はどっかで見たことある。
折に触れて記述していきますが、とりあえずはこはくの色気にやられた。あんなにセクシーなんだ、って。江籠ちゃん並かそれを超える色の白さに金髪に近い茶髪、ちょっとむっちりしたスタイルが相まってとんでもなくセクシー。つい目で追ってしまうよね。
ギャルっぽいルックスでSKEでは浮いてないか?と思うけど意外や意外、彼女一人だけなら「アリ」だね。大アリ。こういうのはやっぱり現場でパフォーマンスを見てみないと分からない発見です。
そして彼女の名前は「希明(こはく)」と書く。よく見てみて。
「明音の希望」
とも読めるわけだ。この公演に出るべくして出ているのだ。希望をください!
M2 「校庭の仔犬」
予想通り、「ちゅり犬」の登場です。待ってました。
リバイバル公演ということで昔との比較を考えると、私は昔も公演をそんなに見ていたわけではないけど、やはり江籠裕奈、彼女のパフォとスタイルがいま完成の域に達していて、とても目を惹きます。
その辺は見ている自分だけでなく、本人か運営かあるいはその両方か、共通認識としてあるのかもしれません。今回のリバイバルも2つ出ているし青春ガールズもそうだし、積極的に劇場に立っていますよね?
それが良いことが悪いことか別として(外仕事で劇場を空ける方がいいという意見もあるでしょう)、今のSKEの「シアターの女神」は江籠裕奈だよね。異論は認めない。
M3 「ディスコ保健室」
ここで頭から重ね着していた衣装を脱ぎます。その解放感が表れているようにも感じる(笑)
ディスコっていう題材は演じている彼女たちがわかっているのかな?って思いましたが、平野ノラの登場で少しは理解しやすくなったかな、なんて。
スタイルが良くてキリッとしたポニーテールのゆきちゃんがすごく映える曲です。ゆきちゃんを見てたら、「保健の先生って女医じゃないよなぁ?」みたいな歌詞への疑問も、どっかに飛んでいきます。
M4 「お待たせSet list」
ザ・チームK2と言える曲。
この曲は見てるだけで幸せだから、解説は要りませんね。
「兆し」と同様、公演ができる喜びを全身で表現している曲です。
自己紹介
ののちゃんも出るべくして出たのかなぁ?
「ラムネ『のの』み方」公演だけにね…
ちゅりのキャッチは、あかねまちゅりとバードウォッチングと、どっちをやるかは法則性があるのかな?気分?演目による?
なるぴー。ファンとして客席で見ていた子が数年の時を経てリバイバルで出演する。こういうのは本当に夢がある。
いま客席にいる、または握手会で並んでる女の子オタも、9期以降で入ってくる可能性があるわけだもんね。こういうのはずっと続いてほしいものです。
M5 「クロス」高柳・日高・北野
「超絶イケメン」コール決まった~!
ただ個人的には、「今の」ちゅりにはかわいい曲の方が似合うかなぁ?って気もしました。
と言ってもちゅりの代表曲だから、彼女抜きには語れないけれども。
ゆづきとるかの両翼は文句無し。でもこの二人を従えるとなると、やっぱりちゅりか。
M6 「フィンランド・ミラクル」大場・片岡・野々垣
ゆきちゃんが出てくる可能性もあり、構えたのですが出てこなかった。この時点で「眼差し」だろう、となり高まる。
以前から「かわいいゆきちゃんが好き」と公言していたけれど、眼差し衣装は最高に似合うから、別格に思っていましたので。
フィンランに話を戻すと、野々垣「みき」ちゃんがやってるんだよねぇ。オリメン矢方美紀ちゃんから繋がったわけです。
なんかそういう細かいところも繋げたくなる、オタクの性(さが)。
ののちゃん色白くてかわいい。そして私は八重歯フェチなので…。ののちゃん結構気にしてか、歯を隠して笑うことが多いけど私は八重歯、見たいですねぇ。
なるぴーもちっこくてかわいいンゴねぇw
間奏の三人のソロダンスがなかなか決まってる。正直に言うと、今回のこの16人では全体曲ではののちゃんは目立たない。猛者が揃いまくりだからそれは仕方ない。ただ、ユニットで彼女を見ると、なかなかどうしてキレのいいダンスをしているな、とわかります。
そしてみなるんのこの衣装は反則です。これがフィンランドミラクルか!(違う)
M7 「眼差しサヨナラ」江籠・荒井
世界で一番美しいものを見た、というのが私の感想です。瞬きをする時間が惜しい。
いや、この曲は短いですから、瞬きなんかしないで全部見ましょう!
二人ともすっかり大人になって、子供っぽさが抜けてきて、正直自分の好みの見た目にますます近づいてきてて。
そして、二人の声。両者とも、歌うまメンではありません。発声は腹からではなく喉で出してると思います。でも、それが逆に二人の声に個性を持たせてて、ペアとしてとても合ってる。歌の巧拙を問題にしてるのではありません。
二人とも、幼さの残る声ですよね。美しい顔立ちに、声だけが少女の声。このギャップがクセになる。
スタイルもいいからこの衣装もすごく似合う。
正直私は、この一曲に3000円出してもいい、その価値はあると思います。
この二人の「眼差し」を見る権利と、音源、映像のセットが3000円で売ってたら秒で買う。
ちなみに公演のチケットは3100円。残りが100円の価値という意味ではありませんから、誤解無きよう。
M8 「嘘つきなダチョウ」末永・杉山・白井
この曲でついに、ユニットセンターがK2外のメンバーからの抜擢となります。それだけ、おーちゃんが買われているということでしょう。
ただ、そういう時に黙ってないのがあいあい。横から「絶対に負けない」オーラがプンプン出てるんですよ。この曲をダンスバトルにしてしまってる。そしてそれを見てニンマリ笑顔の私。実に面白い。
今までノーマークだったあいあいに、俄然注目が高まっていきます。スラムダンク風に言うと「要チェックや!!」
M9 「Nice to meet you!」斉藤・白雪・高木・内山・松村
ベテラン中のベテランメンバーの中に一人放り込まれたこはくなんだけど、全く遜色のない存在感。のちに自身の生誕祭で「夢は歌手」であると初めて告白するわけですが、翻ってこの曲を見るになかなかいい声をしています。
MC
こはくを除いた4人でのMC。まあ安定のみこってぃですね。
M10 「孤独なバレリーナ」
出演メンバーを見て、「おそらくそうであろう」と予測されていた、荒井優希のプリマ。
同期にさりながいたため、ゆきちゃんがバレエ経験者であることはあまり知られることは無かったのだが、ここで日の目をみることに。
とはいえ初披露では無かったと思うが、2回目とかそのくらいのレア度。それを生で見ることができたわけで。この日ここに来るにあたり、これを見るためだけでも遠征する価値はあるなと思っていました(実際には「眼差しサヨナラ」も最高だったわけだが)。
一番でマイクを持たずにひたすら踊り、二番に入る前にサッとおーちゃんからマイクを受け取って、ワンフレーズだけ歌ってマイクを返し、またひたすら踊る。そんなところもしっかり生で見えました。
M11 「今 君といられること」
密かな人気曲。歌詞かな?個人的にはアップテンポな曲が好きなので…
M12 「ウイニングボール」
ガラッとテンポが変わって、思った以上に激しく踊る曲です。結構キツそうだよね。
ゆづき、左打ちだったのか。
MC
あいあい「K2に昇格したかった」発言からの、みなるん「SはぴよすのMCが…」発言。
私は普段S公演は見てないけど、実際どうなんですかね?(汗)
そこは置いておいて、この公演を見終えて出てきた後にすぐツイッターでも書きましたが、この日一番私の印象に残ったのは、ゆきちゃん以外ではあいあいこと杉山愛佳ちゃんだったわけです。その理由は、本当に心底楽しそうだな、って見てて思えたからです。それがこの「K2に昇格したかった」発言で、「なるほどそういうことか!」と。念願のK2の公演に出ているっていうのが、その楽しそうに見えた理由だったんだな、と。
M13 「握手の愛」
曲中にメンバーが客席に降りての握手が、しれっと復活。2014年の例のAKB握手会襲撃事件以降、ずっと自粛されていたものですがゲリラ的に復活されました。
まあ、私は立ち見ですから指をくわえて見てただけですがね…
EN1 「ボウリング願望」
EN2 「16色の夢クレヨン」
やっぱりバラードよりアップテンポな曲が好きだなぁ、とあらためて思わされます。
それぞれ色違いのシャツを着ていて、夢クレヨンの歌詞にもかかってるのかな?
ポジション的にゆきちゃんとこはくの絡みが多くて、珍しいものが見れたと思って見てました。
EN3 「ラムネの飲み方」
公演表題曲。ここは逆にバラードで終わるのが清々しくて好きです。
ちゅりの目に光るものが見えるわけですが、ここ最近の彼女はよく涙を流しています。
(「最終ベル」初日の「支え」でも泣いてましたね)
私は基本K2しか見ていませんし、新規なのであまり「じゅりれな」には思い入れはなく、「ザ・SKE」といえば高柳明音みたいなところがあります。
そんな彼女のSKE人生もおそらく終盤にあると思うのですが、果たして彼女が今流す涙にはどんな意味が込められているのか。
映画を見てしまった後だと、少し考えさせられますね。
ひとりのSKEオタクとしては、ちゅりちゃんのことは幸せにしてあげたい。SKEに残るのが幸せなのなら、ずっといてくれていいし。あるいは卒業するのなら、その時には悔いのないSKE人生だった、って言わせてあげたいよね。そのために私には何ができるかな…
WEN 「メドレー」
3rdバージョン。青空片想いから始まるやつですね。松村香織曰く、「ラスボス」。ノンストップで5曲のメドレーです。かおたんがキツいキツい言うから、かおたんにばっかり目が行っちゃうよね。
ダブルアンコールが「K2」コールだったのは残念でした。現場も「それは違うだろう」という感じで盛り上がりませんでした。普通に「SKE」コールでいいじゃない?
そういう、ファン(とは言えないね、厄介)が盛り下げた空気をメンバーに浄化してもらうのは申し訳ない気持ちです。
総合的には最高、満足した気分で観覧を終えることができました。お見送りではゆきちゃんに「あ!おったんや!」みたいに指さされて驚かれました。
ゆきちゃんは立ち見のファンも見えるらしいけど、立ち見でも三列目でしたからね。あまりに場所が悪くて、持って行ったうちわも使いませんでしたから。
見終えた上であらためて感じたのだけれど、今回の「手をつなぎながら」「制服の芽」「ラムネの飲み方」この3つのリバイバル公演は、やっぱり自分はファンのためというより(もちろんファンのためでもあるけれど)メンバーのために催された気がしてならないです。
特に、これらのオリジナル公演が千秋楽を迎えた後に入ってきたメンバーね。
彼女たちにSKEのオリジナル公演を経験させること、これが目的の1つどころか、主目的だったんじゃないかとさえ感じたのです。
そう考えると、オリジナル公演以外の公演がリバイバルされなかったことも辻褄があうかな、って。
今回、再三自分は杉山愛佳ちゃんが良かったって言ってるけど、他にもこはぴやおーちゃん、ののちゃんも。
彼女たちが生き生きしてたというか、「SKEのメンバーである喜び」をひしひしと感じていたように見えたんだよね。うれしそうな気持ちがこちらにも伝わるの。
それで、そのこととリンクしてここ最近のSKE界隈について感じてたことがあって。
最近、SKEがライブとかのイベントをやるにあたって、選抜メンバーとか一部の推されメンバー偏重ではなくて「全員参加感」というか、メンバーの誰にでも少なくとも一度は見せ場がある、そんな風になってきているように感じます。
そうなるとどうなるかというと、メンバー達がイベント終わった後にSNSとかで「楽しかった!またやりたい!ぜひ来年も!」みたいなことを書く子が以前よりも増えている気がして。それは言わされてるのではなく自発的に書いてると思うんだ。
要するにメンバーが楽しそう、メンバー内での満足度が高いライブ、イベントが実施できるようになってきたのではないか、と。
「どうせ私は非選抜だし」みたいに、腐るメンバーも減りますよね。「そんなやつは勝手に腐らせとけばいい」って意見もあると思いますが、そういう空気って伝染するからね。
私は常々「人を楽しませるにはまず自分が楽しまないと」と思っています。
それに自分にとっての神ライブ、神イベントってこれまでどういうものだったかと考えるに、セトリが良かったとかそんなことじゃなくて、「推しが楽しそうにしてた」これが神ライブになる1番の条件じゃないかな、と。
「自分たちが楽しければそれでいいのかよ?見る側の気持ちは考えないの?」って思われる方もいるかもしれません。でも、私は、「まずはそれでいい」と思ってます。
それが出来てからその先のことは考えればいい、と。
つまり、今のSKEは、その最初のステップは達成できているのではないか、と。
「再び、ナゴヤドームでライブがしたい」
この大目標を叶えるには、一つずつハードルをクリアしていかないといけない。その最初のハードルは越えられた、それが今のSKEなんじゃないかなと私は思っています。
これを、運営の誰かが意図的に企ててるとしたら、とても有能な人が運営に加わったのかなって、そんな風に思います。
今これを書いてるのは、10/14のラグーナでのライブ後なんですけれど(私は参加していませんが)、そのラグーナのライブのセトリも、ユニットコーナーにメンバー全員が出た、と。
今まではライブのユニットコーナーは一部の選ばれたメンバーが出るものでした。
それが全員参加になって、やはりいつにも増してメンバー達がSNSで喜々として報告をあげているわけです。
そうすると見てる方も、「楽しそう、行ってみたい」っていう気持ちになるじゃないですか。
そういう、周囲を巻き込むような流れを形成できてきてるのは、私はいい兆候だと思います。10周年を迎えて11年目に突入するSKEが、流れに乗れているのではないかな、って。
そんなことをここ最近のSKEに対して感じている私であります。
見終えた後は帰りの夜行バスまで時間があったので、最近恒例の鶴舞まで足をのばして「ゆきちゃんラーメン」に行ってきました。冷蔵庫にラムネがあったから、ひとりトリプルアンコールしました。それについてはまた今度書きます。
では、また次回…