3/31 ライブ観戦記〜SKE48さいたまスーパーアリーナ「サカエファン入学式」

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どうも、アライッペです。

3/31、さいたまスーパーアリーナにて行われたSKE48単独コンサート「サカエファン入学式」に参加してまいりました。SKE48が単独で、メンバー全員参加のコンサートを関東で開催するのは実に4年ぶりでありました。

実は私はこの4年前のコンサートにも参戦しています。確かコンサートの評判は悪かったのですが、当時の私はにわかファンで、その良し悪しもよくわからないレベルでした。

四年も前のことなので、「猫の尻尾がピンと立ってるように…」という楽曲の披露で、コラボしているスチャダラパーのBoseがゲストで来てパフォーマンスをしていたことくらいしか印象に残っていません。(「今夜はブギーバック」小沢健二feat.スチャダラパー直撃世代の私にとってはたまりませんでしたね)

それから4年も経って、今までオタを続けている自分にも驚きですが、すっかり荒井優希ちゃん推しになった私の目に今回のライブはどう映ったのか、この後書かせていただきたいと思います。時系列で箇条書きに書いて、最後に少しまとめを。

ただその前に、わたくしこの日のライブに遅刻してしまいました…。起きたら11時、現地に着いているべき時刻です。8時半に起きるつもりだったのですが二時間半も寝坊w 幸い風呂には入っていたので歯だけ磨いて着替えて電車に飛び乗りました。

それでも12時の開演には当然間に合うはずもなく、到着したのは12時半頃、M8「パレオはエメラルド」終了後のMC時に自分の席へと潜り込みました。この点を踏まえて読んでいただけると幸いです。

まずはじめに、私が「今回のコンサートを楽しめましたか?」と聞かれたら即答でYesと答えます。

今回のライブが楽しかった、その最大の理由は「席が良かったから」です。こう言ってしまうと元も子もないかもしれませんが、大箱ライブにおいては逆にこれ(席による差)を否定してしまっては嘘つきになるんじゃないかな、と思っています。

今回のステージ構成はメインステージ、センターステージ、バック(後方)ステージ、外周、センターステージから各方面につながる花道、といった感じで、外周の内側にアリーナ席、外側にSSA独特の呼び方で200レベル、300レベル、400レベル…という座席の配置でした。

私の席は、200レベルの最前列でした。事前にSSAのサイトの座席表を見た限りでは、チケットに記載されている私の席は残念な席だと思っていたのですが、ステージ構成に救われた形です。

自分の席に到着した時点で、「これ外周でパフォーマンスがあったら、メンバー目の前に来るな…」と。その思惑はあとで的中することになります。

オープニングからM8パレオまでのパートは、残念ながら見ることはできませんでした。一部動画ニュースにもなっていたのでそれを見たのですが、野島樺乃ちゃんのピアノ伴奏によるM2「SKE48」、これはちょっとシュールでしたね。その後のM4「初恋の踏切」やM5「制服の芽」など、コンサートのサブタイトル「サカエファン入学式」にもあるように学校設定を活かしたい、そんな気持ちがセトリから感じられます。

ただ、私が会場に到着してからのM9「ウィンブルドンへ連れて行って」以降は、MCの時間を除いては学校設定に縛られたようなセットリストではありませんでした

ここが、一部ファンから「中途半端」だと指摘されるところですね。サカエファン入学式というサブタイトルも実は後付けだった、みたいなことをかおたんが後で暴露してたのもどこかで見ましたし、まあこれは批判されても仕方ないかな、と。

個人的にはどうせなら「ここまでは学校らしいセットリストで構成しました。ここからは普通にライブやります!」みたいに、どこかパートで区切って正直に宣言しちゃえば良かったのかもしれませんね。

ちなみに私自身は学ランでもなければスーツでもない、シャツだけ着ていきましたがノーネクタイの私服で参戦しました。

それで「入学式」というコンセプトにのっとって語るなら、私は生徒ではなく保護者の気分でしたね。

どういうことかと言うと、チーム毎の楽曲披露のコーナーでチームSが後方ステージでパフォーマンスをしたのですが、自分の席からはそれが真横からのアングルで見えました。横から見てるからセンターが誰とかあんまり意味なくて、2,3列目の上手(かみて)側で踊ってる子がよく見えて。すっごいロングポニーテールの子が頑張って踊ってるのが目について、その時に抱いた感情はもう完全に保護者目線でした。「ああ、そのまますくすくと育ってね」って。これたぶんよこにゃん(北川愛乃)だったと思います。

さて、無事初めのMCから見ることができた私ですが、メンバーが全員ステージに上がっているのを見て感じたことは「みんな黒髪だな〜」って(笑)茶髪がほとんど見当たらない。選挙の季節だなぁ、って思っちゃいましたね。

そうこうしているうちにユニット曲のパートへ。M9ウィンブルドンM10「シャララなカレンダー」と続きますが、今のSKEで「カワイイ」でセンターに立てるのは江籠ちゃんゆななしかいないな、と。ルックス、スタイル、性格も込みでね。「個人的に」かわいい子はいっぱいいるけれど、説得力があるのはこの二人。

M11「GALAXY of DREAMS」では優希ちゃんが参加していたらしいんだけど、ごめん、気付かなかった…。自分の席からはメインステージでのパフォが一番遠い形だから、モニターを見るしかなかったんだけど優希ちゃんの名前テロップも出なかったような気がします。あるいは見落としたか。

M12「Escape」で珠理奈がセンターステージに立った時は、ちょっとウルっと来ました。元推しメン山田みずほちゃんのセンターポジションを、今は珠理奈が守ってるんだなぁ、って。

私が到着してからここまで外周にメンバーが来ていませんが、M13「Gonna jump!」で歌唱メンバーが上手、下手の外周に二手に分かれてパフォーマンス。私は上手の後方だったのでこの時は目の前までは来ませんでしたが、その後の期待は高まりほモード

シングル「無意識の色」カップリング曲の披露を終えた後、M19「青空片想い」ドラフト三期生で。やっぱり個人的にはD3は中野愛理ちゃんと上妻ほの香ちゃんのツインタワーが気になりますね。上妻ちゃんはその後アンコールで外周自分の近くに来た時も、まあ緊張しているどころかお客さんを煽る勢いの元気さで、強心臓の片鱗を感じましたよ。ちょっと注目したい存在。

各チーム曲のコーナーを終えた後、MCへ。ここで荒井優希校長の校則「人と話す時はきちんと目を見て話しましょう」

誰なんですかねぇ、優希ちゃんの胸元とか太ももばかり見ているのは…。やれやれ困ったもんだ(笑)

優希ちゃんは言動は大胆だけど下ネタとかは今まで華麗にスルーしてきているよね。嫌いなのかあえて封印しているのかわからないけど。

私の目には優希ちゃんは、自分なりの「アイドル美学」を貫いて活動しているように見えています。髪色もこれまで一貫して黒いままだし、ネイルも派手なのは一切しないよね。私は黒髪厨ではないから、「まだ変身を残している」って思いながら楽しんでいるけどね。

もし自分がこれから優希ちゃんの握手に通うようなことになったら、慣れてきた頃優希ちゃんの「アイドル美学」についてインタビューしてみようと思ってます。

ライブに話を戻して。M23「不器用太陽」以降シングル表題曲を順番に披露していきます。

M26「前のめり」では♪希望は体力 まだまだ大丈夫 のところで珠理奈のアップがカメラに抜かれて。そこでまたジーンと来た。

私は珠理奈は全然推しではないんだけど、SKEのエモーショナルな要素として珠理奈の存在はキーポイントだと思ってる。ただ一人残った一期生でもあるし。

M27「チキンLINE」でメンバーが散ります。ここまであまり使われなかった外周にとうとう来ました!私の目の前で踊るのは、あやめろ(太田彩夏ちゃん)!小さくてかわいかった。外周だからかなり丁寧に、気を遣って踊っていた印象でしたね。落ちるわけにはいきませんから。のちに優希ちゃんもモバメだかブログで、「怖くて本気出せなかった」って言ってましたね。全然それで構わない。安全第一です。

ちなみに優希ちゃんは、あやめろの3人くらい隣だった。あやめろもかわいかったけどここまで近いと「惜しい」って気分になっちゃいましたね。200レベル最前は今思い出しても近かった。出来ることならあの距離また味わいたいなぁ。

M28「金の愛、銀の愛」ではメンバーがちょっと移動して引き続き外周での披露。今度目の前に来たのは斉藤真木子キャプ。全国ツアー新潟でも目の前で踊ってくれましたし、なかなか縁がありますね。

そのままシングル表題曲はM31「無意識の色」まで披露して本編終了。

ここで、お客さんの盛り上がりを振り返ると、正直言ってそんなに大きなコールは無かったです。でもそれは、私の目には「盛り上がってない」とか「地蔵」っていう風にではなく、「慣れてない」とか「手探り」って感じに映りました。

なぜなら、声を張り上げてメンバーコールができなくても、お客さんはみんな自分の推しメンのカラーのペンライトを持っているんです。周りで持ってない人は一人もいない。ペンライトなんてそんなに安いものではない。それを二本持ち、三本持ち。それを持ってライブ会場に来てるということは、盛り上がるつもりがないわけではないということ。そして、大きな声は出てなくてもペンライトはみんな思いっきり振っている。盛り上がってないわけでもないんです。

つまり私が言いたいのは、「関東でのライブが少なすぎてどう乗ったらいいかわからない」という、お客さんのライブ経験値の少なさが露呈したんじゃないかな、とそんな風に思ってます。普段在宅で、関東でのライブを心待ちにしているファンがたくさんいるんじゃないかな、と。

できることならば、大箱で全員参加じゃなくてもいいから、もっとフットワーク軽く関東でライブをしてほしいですね。「四年ぶりって…」って感じですよね。今回がSKEのライブ初参戦って方もたっくさんいたんじゃないかなぁ。

さて、ライブレポに戻ります。ここからアンコール。

EC1「握手の愛」

公式サイトによると、選抜メン+真木子、命、かおたん、谷、おしりん、優希ちゃん、ちかこ、はたごん、このメンバーが200レベル、400レベルの客席に登場したようです。

どういう人選なのかわからないですが、俺得なメンバーであって、なおかつ私がいた200レベル上手後方に現れたのは、菅原茉椰ちゃん、そして荒井優希ちゃん

キタ―(゚∀゚)―( ゚∀)―( ゚)―(  )―(゚ )―(∀゚ )―(゚∀゚)―!!

ヤバイね。運命だね。神のヒキ。発券開始の0時ジャストにチケット引き換えた甲斐があったね(関係ない)。

最初まーやんが来て、「ほら、あなたたち、ペンライトの色を緑一色に変えるのよ」っていう例のジェスチャー。周囲を緑に染めた後で優希ちゃん登場!優希ちゃんは緑紫だからまーやんがいた時は紫隠してたけど颯爽と紫ペンラを出して優希ちゃんに手を振りました(*´ω`*)

欲を言えばあと何番か席がずれて通路沿いになってたらもっと近くて、優希ちゃん推しいるよ〜ってアピールできたんだけどなぁ。優希ちゃん推しの数はぼちぼちって感じだったかな。さすがに大箱なのでファンの分布もバラバラでしたからね。

まあもうここが自分的ハイライトでしたかね。「手をつなぎながら」で終わるのは予想通り、と言った感じ。最後珠理奈が「メンバーみんなで手をつないであいさつしよう」って言った時はちょっとビクッとしましたね。お客さんも手をつながされるかと思って。伝説の「手つなデブ」が頭に浮かんだ(笑)

ライブを終えた後は撮って出し生写真(台紙付き)を買って、音ゲーサカエファンの皆さんと合流してメシ食ったり飲んだり楽しみました。全体的なライブの感想としては、もちろん楽しかったです。でも「非の打ち所がない」とまでは言えません。マイナス面を言えば上に書いた学校設定の中途半端さもそうですね。そして場数を踏んでいないことによるメンバー、オタ双方の経験値の少なさ。ついつい煽り役を、場数を踏んでる1,2,3期生に頼りがちだったりするし。セットリストはそんなに悪くないけど、あれだけステージが点在してるなら一曲の中でメンバーがそれぞれのステージに散っても良かったかな。ほら、昔なんかのコンサートで「同時多発ウィンブルドン」をやったように。

個人的には、大箱の全体コンには限界があると思います。全てのメンバーにスポットライトを、とか全ての客席で満足できるように、とかには限界が。だから「俺は客だ。今日はどうやって楽しませてくれるんだ?」って受け身で構えてるのではなくて、オタの方から能動的に前のめりで楽しむようにしていけるといいよね。

私は参加できないけど幸いメンバーはわずか1ヶ月後に名古屋でまた全体コンサートができるわけで。今回やってみてわかったこと、やりたかったこと、できなかったことなんかをちゃんと反省会みたいなので意見合わせてブラッシュアップしてほしいな、と思います。この短期間でライブまたやれる、ということを大切にしてほしいな。

とにかく、SKE自体にはまだまだ期待できるとは思いました。他界とかは全くする気はないですね。スタンスは優希ちゃん単推しだけれどもね。

失敗してもいいからフットワーク軽くもっともっと動いてほしいなぁ。泥臭くてもいいじゃない?それがSKEのアイデンティティなんだからね。

では、また次回…

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