どうも、アライッペです。
本日はラーメンリポートになります。
あの新店に訪問してまいりました。先に言ってしまいましょう。
そうです、「火の豚」の人形町店です。
私が通っている亀有の「ファイヤーマウンテン」のルーツとなるお店ですね。っていうか両店の店主は同じ人だそうです。
「火の豚」について簡単に説明しますと、ここは「二郎系」ラーメンに「蒙古系」マーボーを乗せた、「フュージョン」というメニューで話題のお店です。二郎と中本が丼の中でフュージョンしているというわけですね。
ちなみにFusion(融合)はもともと音楽のジャンルに使う用語です。まあ「ドラゴンボール」で有名になった言葉でしょうけどね。
話を戻して、私は普段土曜日の昼から都内にラーメンを食べに行くなんてことはほとんど無いのですが、別件で都内に用事がありその帰りに立ち寄ることを思いつきました。
その予定を終えて、地下鉄で人形町に移動。人生で初めて降りる駅です。
ただ、諸事情によりこの時点で当初の予定より1時間遅れ。これは失敗でした。「失敗」の詳細は後述します。
人形町駅でA5出口で降ります。ところが自分はネット上で得た情報、「A5出口から1分」これを見間違えてA1出口に向かってしまいました。引き返してさらなるタイムロス。
まあ、なんか有名な「人形町 今半」の場所が知れたからいいか。何にも買わなかったけどお惣菜?に人が並んでた。
目的地に到着。12時ほぼちょうど。まあ、少しは覚悟してましたが、20人ほどの待ち…
お店がオープンしてから初めての土曜日、12時という完全なる昼食タイム、翌日曜日は定休日ですから、おそらく考え得る限り一番混んでる時間帯に着いてしまったわけですね。これが「失敗」です。自分は12時台に飲食店に行くことはいつもは絶対避けるのですが、この日は結果的にそうなってしまいました。
でも、ここまで来て帰るのは私としては行列に並ぶよりもっと無いので、とりあえず並びます。
並んでいるお客さんを見ると、単独客と複数客で半々くらい。とはいえカウンターのみ7席ですから、団体で行っても店に入るのは席が空き次第、一人一人です。
あと、これはdisってるわけでもなんでもないですが、並んでいるお客さんは「オタク」風の人が多いです。なんでだろう?もちろん、その中に自分も含まれてると思っていただいて構わないのですが。ファイヤーマウンテンとも違う客層です。ここは秋葉原かと一瞬勘違いしそうなレベル。二郎系だから?うーん、わかりません。
でも、火の豚は秋葉原進出が悲願だそうなので、あながちおかしいことではないですけどね。人形町から秋葉原までも日比谷線ですぐですし。
さて、結果として待ち時間は「50分」でした。待ち先頭でお店の外観を撮影。
行列時は店内から出て来たお客さんと入れ替わりで中に入るスタイル。すぐに券売機があって、「フュージョン」800円を購入。
券売機にはつけ麺なども用意されてますが、今は×印で購入不可。しばらくはラーメン系一本なのかな。
券売機の上にティッシュの箱があって、自分で席に持って行って帰りに戻す形式。横には紙エプロンもあります。壁にはコートを引っ掛けるフック、カウンター下足元には荷物を引っ掛けるフックがあります。お水は給水機でセルフサービス。店内はかなり狭いので、お水のおかわりは面倒。2杯目用にピッチャーもあるといいよね。
食券を出して提供を待ちます。麺少なめなどはこの時にオーダー。その他のお好み(ニンニクヤサイアブラ)は提供直前のいわゆる「コール」時に。これは二郎形式かな?
実は私は二郎の経験は5、6回です。地元の「松戸二郎」に先代店主の時に複数回、あと「関内二郎」に1回。味は嫌いではないですが、ラーメン小でも食べ切れないほどなのが情けなくて。それに行列も好きではないので足が遠ざかってます。
また話を戻して、卓上にはラーメンタレ、一味唐辛子、ミル式の胡椒があります。自分で挽くやつね。カラメ(タレ多め)も自分で調整するスタイルです。なにせ店主さんワンオペですからね。それくらい店が狭いんですよ。
10分弱待って、自分のロットが出来上がります。順番に例の「にんにく入れますか?」のやり取り。初めての二郎の時はこれにドキドキしましたね(笑)
でも「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ!」とか、あんなのネット上でふざけて言ってるだけですから、私は「ヤサイ少なめニンニクアブラ多めでお願いします」と丁寧に。
ヤサイ少なめにしたのは仕事明けでこのあと寝るからです。麺少なめと迷ったんですけどね。ちなみに他のお客さんはほとんどヤサイ多めでお願いしてました。女性客も。
出てきたのが、こちら。二郎系ラーメンにマーボーが乗ってる!これが噂のフュージョンか。
スープはやや少なめですね。チャーシューは分厚いのが一枚。
このブログをいつもご覧の皆さんは、私がラーメンを上の具から先に食べるのはご存知かもしれません。でも今回の場合先に上の具を食べきってしまうとマーボーの辛さで元の味がわからなくなってしまう、これを危惧したためまずはマーボーのかかっていない部分のヤサイ、麺、スープを味わいます。
スープはちょっとトロッとしたくらいの、いわゆる二郎系では「乳化」と言われる濁ったスープですね。麺はもっちりとした感じかなぁ。二郎系特有のぶっとい麺です。
麺量は本家二郎とは違って、普通盛でも私が余裕で食べ切れる量でした。ビビってヤサイ少なめにする必要なかったかな。
チャーシューはファイヤーマウンテンのものと似ていると思いました。向こうではいつも100円出してトッピングする、私の好きなやつです。
そして「蒙古系」要素のマーボーへ。うん、これは今のファイヤーマウンテンのマーボーよりは辛いですね。ファイヤーマウンテンは土地柄か辛さは控えめ方向に向かっているので。
私の感想としては、スープの味はフュージョン後より二郎系スープ単独の方が好きかなぁ。なのであまりスープにマーボーを溶かさないで、別々に食べました。
初めての火の豚フュージョンだったけど、うーんどうだろ…
厳しいことを言うとフュージョンの話題性、インパクトは感じたけど必要性はあまり感じないかなぁ。
元々の二郎系ラーメンが美味しいのでこれに単品マーボーなら最高かな。でもそれだとフュージョンしてないし、ワンオペで洗い物の手間が増えるからやらないでしょうね。
これは完全な個人的事情ですが、住んでいるのが松戸ですから、二郎系ラーメンが食べたくなったら松戸二郎に行くし、蒙古系が食べたくなったらファイヤーマウンテンに行きます。
なので、再訪の可能性は薄いかな…
同時に食べたくなったら、行くかな?
自分はファイヤーマウンテンの方を今以上にご贔屓にするので許してちょ。
というわけで今度の金土日もいずれかの日に必ずファイヤーマウンテン行こっと。
では、また次回…